こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年2月21日放送回(第107回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、箱を愛した男の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 思い込みを捨てる
- 箱に入れない
- 部屋全体を作品に
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
アーティスト夫の再出発!
今回の出演者は、あと3年で60歳を迎えるのりゆきさん、ひろみさんのご夫婦です。
お互いバツイチで5年前に結婚。
仕事の都合で夫は東京、妻は鎌倉という週末婚の形を長年とってきましたが、60歳を前に妻の住む鎌倉で同居をしたいと考え始めました。
のりゆきさんの住まいは足立区の賃貸の一軒家。
サラリーマンとして働きながら、アーティストとしても活動しています。
しかし、作品作りでいつか使うかも…と捨てられない材料が家中にあふれています。
やましたさんは、ご夫婦に対し、思いがけないアドバイスを投げかけます。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①思い込みを捨てる
やましたさんが、のりゆきさんのご自宅に訪問します。
思わず「いい感じ」と漏らしたのは、2階のアトリエ部屋。
ここは、のりゆきさんの作品作り※のための部屋です。
※のりゆきさんは、箱を使った「BOXアート」という作品を手掛けています。
たしかにモノは多いですが、どこか統一感のある部屋。
やましたさんは、まるで”少年がそこにいるよう”と表現します。
「そんなに問題は感じない」と話すやましたさんに、のりゆきさんは、
結婚して5年経つが、いまだ別居したまま。
(定年を迎える)60歳には、妻の住む鎌倉で同居をしたい
と切り出します。
しかし、妻・ひろみさんの家も、余分にスペースがあるわけではなく・・・
のりゆきさんのモノを、そのまま移動することができません。
すると、やましたさんは
どうしても一緒に暮らしたい?
と返します。
これは、”夫婦の形”や”結婚の形”という「思い込み」の断捨離であり、
断捨離に取り組む中で、よりお互いを尊重できる暮らしぶりを模索していけばいいと話します。
”夫婦は、一緒に暮らさなければいけない”
この思い込みに縛られると、最適な暮らしができなくなると伝えます。
夫妻は、これに納得。
「一緒に住む」という前提条件を一度取り払い、断捨離を進めることとしました。
空間の中で、”今は存在する意味がないモノ”を間引きしていく(=発掘していくようなイメージ)
「夫婦は一緒に暮らすもの」という思い込みに縛られていれば、モノを巡って対立が生まれかねない。これを見抜いたやましたさんは、あえて前提を取り払うことで、2人の新しい選択肢を提示しました!
ポイント②箱に入れない
さっそく断捨離開始です。
まず取り掛かったのは、棚の一番上。
積みあげられた物を全て降ろし、1つずつ中身を確認していきます。
ひろゆきさんは、古い機材類を思い切って処分していきます。
続いては、壁際にビッシリと敷き詰められた”箱”に取り掛かります。
中身を確認してみると、ほとんどが空でした。
私たちってホントに箱信仰がある
こう話すように、「箱」は、なかなか捨てられないモノです。
ここで断捨離のポイント!
箱は処分して中身を見える化する
場所を取る箱は、思い切って処分するのが鉄則。
箱に入れたままだと、中身を忘れてしまい、そのまま放置してしまうことにつながります。
のりゆきさんも、空箱を処分。
そして、箱を置くために使用していたテーブルまでを処分したことで、新たなスペースが生まれました。
わたしも、モノを箱にしまい込まないよう、普段から注意しています。
ポイント③部屋全体を作品に
やましたさんは、今後の断捨離の目標として、
2階のアトリエ部屋を、大きな空間のジオラマと捉えること
と伝えます。
箱の中の空間と同様に捉えることで、楽しんで断捨離に取り組んでもらう狙いです。
実際、のりゆきさん夫婦も楽しみながら断捨離に取り組むことができました。
まず、夫婦で取り掛かったのは、「押し入れ」の断捨離です。
ここも箱でぎっしりでした。
いつか作ろうと思って買い込んでいたプラモデルは、業者に引き渡すことに。
続いて、棚に敷き詰められた大量のCD。
これは、親友の松陰(まつかげ)さんを呼び、一緒に断捨離しました。
友人か言葉で後押ししてもらい、たくさんのCDを一度に処分することができました。
1ヶ月の断捨離を終え、たくさんのモノを減らすことができ、自身の作品を美しくディスプレイ。
まるで”小さなミュージアム”のような空間ができました。
ひろみさんは、「個展の準備をしているようだった」と断捨離を振り返ります。
やましたさんは部屋を見て、「何も言うことがない」と、素敵な作品空間を絶賛しました。
そこにいるだけで、ワクワクしてくるような芸術的な空間が生まれました!断捨離を夫婦で楽しみながら取り組めたことが、良かったと思います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、箱を愛した男の断捨離物語でした。
固定概念に縛られず、楽しく断捨離に取り組めたことが印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
卒業したんだから、新たな世界に入学していく
今回の断捨離は、60歳までの人生の節目となる、いわば”卒業作品”のようなもの。
新たな人生のスタートに向け、これまでの人生を締めくくるきっかけとなりました。
「夫婦だから一緒に暮らさないといけない」という一種の固定概念を打ち破った、やましたさんの言葉が驚きでした。断捨離では、こうした固定概念も変えていくことができます。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
↓ ↓ ↓
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
コメント