こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年1月24日放送回(第103回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、何でもキチンとしたいママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 空間をクリエイトしよう!
- 諦めないことを見つける
- ”捨てられない”モノが、今の自分を知るヒント
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノを通じ、家族に密着するドキュメンタリー番組です。
趣味か教育か?キチンとママの葛藤
今回の出演者は、世田谷区の一軒家にお住まいの、ゆうこさん(46歳)です。
一昨年から、夫は単身赴任となり、現在、3人の子供の面倒を1人で見ています。
「キチンとしつけないと」との思いから、子供に対して、イライラしてしまうこともしばしば。
ゆうこさんは、何でもキチンとやらないと気が済まない性格。
今後は、”教育に専念したい”と、趣味のモノを断捨離しようと決意します。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①空間をクリエイトしよう!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
目に留まったのは、リビングに飾られたすてきな「粘土細工の作品」です。
これは、全てゆうこさんが作成したモノです。
ゆうこさんは、粘土細工とアイシングクッキーの講師の資格を持っており、過去には、自宅でレッスンを開催していました。
しかし、飾られた作品は数が多く、少しごちゃごちゃしている印象です。
試しに、作品を1つに絞って、飾り直すことに。
これに「しっくりきた」と納得する、ゆうこさん。
やましたさんは「これが、断捨離」と話します。
ゆうこさんは「残りの作品を全て処分する」と、そのままゴミ袋へ。
「すごい楽になった」と話すゆうこさんに、やましたさんは、
作った作品が重石のように「まだ始めてないの?」とか
焦らせるメッセージをあのモノたちが投げていたんだよね
モノってしゃべるんだよ 本当に
こう話しました。
過去の放送回では、モノが雑音を生み出していたために、生徒の集中力を妨げていた「ピアノ教室」の話もありましたよね。
>関連:悩む!アラサー女子 愛と葛藤の断捨離(2021年2月15日放送回(第61回))
モノを減らせば、モノから出るメッセージが減り、気持ちがラクになります!
ポイント②諦めないことを見つける
「他にも趣味のモノがある」と話すゆうこさん。1階の仕事部屋に移動します。
部屋のクローゼットには、ゆうこさんの趣味のモノが押し込められていました。
以前、自宅で教室を開いていたときの材料です。
やましたさんは、「この収納こそ、ゆうこさんが抱える問題を表している」と言います。
何を諦めるのか 何を諦めてはならないのか
諦めるべきことを諦めて 諦めてはならないことは諦めない
その見極めが一番難しい
1日24時間という限られた時間で、何を選ぶか。これを決める必要があります。
そして、諦めるべきことを選ぶ中で、”諦めないこと”を選ぶのも、断捨離だと言います。
今は諦める いやこれだけは諦めないっていう
諦めることを選びながら諦めないことを見つけていかなきゃいけない
さっそく、クローゼットの中のモノを全て出して、断捨離開始です!
クローゼットの中には、「いつかレッスンで使おう」と買いためたモノがたくさん。
ゆう子さんは、「この場所がスッキリすればラクになる、ずっと開けられないでいた」と話します。
「子供の教育に専念したい」と話しながらも、どこかで趣味を諦めきれない気持ちが、クローゼットに残っていました。
このことを見抜いたやましたさんは、「この収納の断捨離が、今回の要」と位置付けます。
過去の「せっかく」という思いや、未来の「二度と手に入らないんじゃないか」という漠とした不安(をためこんでいた)
今度は入れ替わりに希望につながるモノを戻していく
やましたさんは、ゆうこさんに対し、
「大量のモノの中から一番の趣味を選びぬく」という課題を残し、楽しみながら断捨離をするように伝えました。
断捨離といえば、つい「処分する」=「諦める」ことに目がいきがちですが、それだけでなく、「これだけは諦めない」という、自分にとって大切なモノやコトを再発見するプロセスでもあるんです!
ポイント③”捨てられない”モノが、今の自分を知るヒント
ゆうこさんは1ヶ月間、真面目に断捨離に取り組みました。
ときに、「言うことを聞かない」、「手伝おうとしない」子供たちにイライラしてしまう場面も。
そして、”モノを選ぶこと”そのものが面倒になり、あれもこれも捨ててしまったシーンもありました。
とはいえ、1ヶ月の断捨離で、リビングも1階のクローゼットの中身もスッキリしました。
趣味のモノは「粘土細工」と「アイシングクッキー」の材料を残すことに決めました。
しかし、ゆう子さんの表情は、まだ浮かない様子です。
「趣味のモノを少しでも残そう」とする、自分の気持ちが分からないと話します。
ゆうこさんは、
捨てたことに後悔は何もない、でも選んでいる自分がすごくつらい
このように心境を告白。
断捨離の記録を付ける「断捨離ノート」にも、同じ気持ちが綴られていました。
8割くらいは捨てるのに、あとの2割が捨てられない
捨てたら、クローゼットが空っぽになってスッキリするかもしれないのに…
捨ててない自分にイライラしております
やましたさんは、ノートを見て
捨てた方がいいのがわかっているけど、それができなかった
やりきれなかったというのが、一番自分へのヒントになる
そして、「捨てられなかったモノ」に自分を知るためのヒントがあると話します。
すると、ゆうこさん。「レッスンとかを再開したい」と心の奥の思いを吐露します。
やましたさんは、「子供の教育は、お母さんが生き生きとしている姿が一番」と、ゆうこさんの背中を押しました。
それから間もなく、アイシングクッキーのレッスンを再開したゆうこさんの顔には、はじける笑顔が光っていました。
「どうしても捨てられない」自分を責めてしまうことは、誰しもあるのではないでしょうか?そんな自分を責める必要はありません。「なぜ捨てられないのか」を深堀していくと、自分を知るヒントが見えてきます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、何でもキチンとしたいママの断捨離物語でした。
断捨離をとおし、”本当にやりたいこと”を見つけた姿が印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
「今まで自分を縛っていた気持ちが断捨離できた」とすごく感じた
色々なことに「責任」を負っていたゆうこさんですが、自分がやりたいこともありました。
しかし、子供のために「キチンとしないと」と自分を縛っていた中で、かえって自由な子供たちにイライラしてしまっていたのです。
断捨離のポイント
モノに対しては「足るを知る」人生に対しては貪欲でいい
過剰なモノを手放すプロセスで夢・希望を広げていく
やましたさんは、人生に対しては貪欲でいい。
過剰なモノを手放すプロセスの中で、人生の夢や希望を広げていくことが断捨離と話します。
すてきな考え方だなと思いました。人生への夢や希望を広げるために、過剰なモノを手放す。未来に目を向け、自分が本当にやりたいことを知っていくプロセスが断捨離なのだと感じました。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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