こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2024年1月9日放送回(第195回)の内容・感想をまとめます。
今回は、スペシャル放送回!実家じまいのポイントについて、やましたさんと松本明子さんが懇談する回です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- ”実家じまい”のポイントを断捨離の観点から見る
- #114三浦市のえみこさんの断捨離:姿はないけど、会話する
- #104石釜市のりささんの断捨離:親を思う気持ちを素直に伝えよう
それでは、どうぞ!
松本明子がすべて明かします! “実家じまい”は大変なのよSP
今回は、スペシャル放送回!
”実家じまい”経験者の松本明子さんをスタジオゲストにお迎えし、
#114三浦市のえみこさん:8年間放置してしまった実家の断捨離の回や、
過去の実家の断捨離回を紹介しながら「実家じまい」のポイントを、断捨離の観点から見ていきます。
松本明子さんの実家じまい体験
以下、松本明子さんの実家じまいの実体験です。
↓
実家は、高松市。総ヒノキ造りの5DKの家は、父親が大金をはたいて建てた家でした。
6歳から家に住み、16歳から上京。
27歳になって、親を東京へ呼び寄せた後、長い間実家を放置したままでした。
その後、2003年に父親が他界。
遺言からは「明子、実家を頼む」との言葉。
その言葉によって、処分を引き延ばしてしまった。
その結果、最終的にかかった額は1800万円にもなりました。
実家じまいのポイントは、「どこで見切りをつけるか」です。
家も生き物。自分のライフステージによって、取り換えていく必要があります。
”家を活かしていく”という発想があれば、苦労せずにすんだかもと振り返りました。
続いて、”実家じまい”に関連する過去の放送回を振り返ります。
過去の断捨離振り返り①:親が家にもういない 実家じまい
最初に振り返るのは、神奈川県三浦市の親が亡くなってしまった後の実家じまいのお話。(2022年4月放送)
一人娘のえみこさんに残されたのは、築40年の家。
「思い出の物が手放せない」という悩みを抱えていました。
そこへ、やましたさんとヤマグチユミトレーナーが助けに向かいました。
やましたさんがえみこさんに気持ちを確認すると、「一切合切捨てたい」という言葉が返ってきます。
その覚悟を聞いて、やましたさんからは次のアドバイス。
テーブルをキレイにしながら、(中略)団らんしてきたのをよみがえらせるような気持で
家族の思い出の残るテーブルの整理から取り掛かることに。
同時に気持ちの整理をつけていくことにしました。
しかし、テーブルから母の日記が出てくると、お母さんとの思い出が蘇って断捨離の手がとまるえみこさん・・・。
そこでやましたさんが魔法の言葉をかけました。
これをとっておきたいとお母さんが願うだろうか。考えてみて
”お母さんの願いを感じてみて”との言葉。
この言葉に、えみこさんは「過去は振り返らない」と決意。
最後には、お母さんの日記を思い切って断捨離しました。
母からバトンを受け継ぎ、新たな家庭で、自身も母として子供を育てる強い覚悟が見えました。
実家じまいのポイント①
親の気持ちを考え、その気持ちに寄り添う
やましたさんからは、放送回を振り返りコメント。
今目の前に親はいないけれど、目の前にいるがごとくそのものを通してお話しする
(物を通して)お母さんはこう思って、お父さんはこう思ってこうしてくれって声が聞こえてくる(と私は思っている)
ポイントは「姿はないけど、会話する」でした。
過去の断捨離振り返り②:親が顕在の場合 実家の断捨離
続いての振り返りは、2022年1月放送回の宮城県塩釜市のりささんの実家の断捨離。
こちらは、親が顕在の場合です。
実家の断捨離をめぐって、騒動が起きました。
りささんの悩みは「物が散乱していて、安心して子供を連れてこられない」こと。
しかし、「ああいえばこう言う」天邪鬼タイプの母。説得するのが難しいタイプです。
そこで、やましたさんが駆け付けて断捨離をお手伝いしました。
リビングテーブルは、30年にもわたり物が蓄積されていました・・・。
みなでなんとか片付けますが、きれいになった後もすぐに物が溜まりだしてしまいます。
りささんは、玉砕寸前・・・。
しかし、お母さんへのある提案で事態は一変!
それは、「2階の部屋をお母さんの部屋にしてはどうか」という提案。これにお母さんが飛びつきました。
娘たちも手伝い、ピカピカの部屋に大変身!お母さんからは「うれしい」との言葉。
やましたさんは、この回を振り返りコメント。
親のお家のありさまを見て、どうしても娘は攻撃したくなる
娘は自分の思うように親をさせたいというふうにかかわってバトルになる
正論でいってしまうと、正論同士のぶつかり合い。反発心が湧いてくる
わかっているんだけど、反発したくなる。そして、大概バトルになってしまう。
しかし、きれいになった環境が心を和ませ、だいたいは和解していくというプロセスをたどると話します。
やましたさんも実家の断捨離経験者。
しかし、娘として親を思う気持ちをうまく伝えられなかったと話します。
実家じまいのポイント②
断捨離してほしくば、親の価値観を受け入れよ
親を思う気持ちを素直に伝えよう
空き家バンクとは?
最後にプチ情報のご紹介。
松本明子さんも利用した「空き家バンク」という仕組みです。
「空き家バンク」とは、空き家物件情報を地方公共団体のホームページ上などで提供する仕組みのこと。
空き家を売りたい人と買いたい人をつなぐマッチングサイトのようなものです。
空き家を売る際は、無料で物件を公開できます。
気になる方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
番組を観ての感想
先延ばしにしない、親を思う気持ちを素直に伝えること
この2点が特にポイントとして印象に残りました。
生前に親と話をしておくことは、とても大切なこと。
実家の物量には、やはり頭を悩ませる人が多いような気がします。
実家を放置すれば、松本明子さんのように大金がかかるケースも考えられます。
親を思う気持ちを伝え、先延ばしにしないこと。
私自身も、実家を見て見ぬフリをしてきましたが、きちんと話し合いが必要だと感じました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、スペシャル放送回!実家じまいのポイントについて、やましたさんと松本明子さんが懇談する回でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
人間、少しだけ余地ができると考える余裕が生まれる。行動を起こすってことは大事
物が大量にあると気力をなくしてしまいますが、目の前の小さな山から手をつける。
小さな一歩を踏み出すことが大事だと教わりました。
松本さんからは、自身の経験を踏まえて「先延ばしにしない」とアドバイス。
(実家じまいは、)実家を”しまう”のではなく、「未来へ 将来へ つないでいく」という思いでやっていく
実家じまいのポイント③
実家じまいは、未来につなげる断捨離
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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