こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年1月10日放送回(第148回)の内容・感想をまとめます。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 断捨離が求めているのは、”自由”。思い込みに囚われず、自由な発想でOK
- 期待を投げても相手は応えない。大事なのは、楽しく取り組む姿勢
- 焦点を合わすべきは、正しさではなく、気持ちの良さ、面白さ、楽しさ
それでは、どうぞ!
“完璧主義”の助産師ママ 解けるかな?“幸せ家族”の方程式
今回の出演者は、大阪市大阪市にお住まいのかなこさん(42歳)。
旦那さんと長女の3人で、2LDKのマンションにお住まいです。
助産師として働くかなこさんはとにかく仕事が第一優先。
それに合わせて家の中も綺麗に整えられていて、無駄なものは全くない様子。
けれど何故かしっくりこない…。日常生活で気分が上がるようにしたいと番組にSOSを出しました。
かなこさんが特に気になっているのが、リビングの押入れに入っている夫の物。
片付けをしない夫が、物をギューギューに詰め込むので
何とかしてほしいと思っているけど、自分から言っても聞かない夫に、やましたさんから整理整頓の仕方を伝授してほしいと言います。
さて、夫婦で対照的な性格の2人は、断捨離をうまく進めることができるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問します。
かなこさんは、リビングのりょうたさんの収納スペースを問題視していると伝えます。
てっきり、やましたさんがりょうたさんに厳しく言ってくれるかと期待していたのですが・・・
やましたさんは、誰かに断捨離させるスタンスはとっていないと諭します。
それは2人の問題であって、ご主人にこうしなさいとは言えない
やましたさんは、この収納スペースと住空間にはギャップが存在していると話します。
ギャップがあるということはね、何らかの齟齬がある
やましたさんは、りょうたさんにこの状況をどう感じているかを確認すると、りょうたさんは、「特に気になっていない」と答えます。
やましたさんは、夫婦のギャップがなぜ生じているかを探っていきます。すると、気になったのは、寝室の問題。
かなこさんは、神経質な性格。1人でないと寝られないため、かなこさん専用の寝室で寝ています。一方、どこでも寝られる娘さんとりょうたさんは、同じベッドで一緒に寝ています。
この問題を解決する方法は、1つあると話すやましたさん。それは・・・
誰がいようと寝られる自分になること
と、大胆な解決方法を提案。
ここが和み空間になったら、改善方向へ向かっていく。思い込みを断捨離してもいい。(解決に向けた)方向はとれる。そのための空間作りとしたら面白い
”こうじゃなきゃいけない”という思い込みがある、かなこさん。
手始めにキッチンで、断捨離を試してみることに。
やましたさんがまず伝授したのは、カテラリーを収納BOXに入れなくてもいいという発想。直置きしたっていいんです。
断捨離ポイント
カテラリーは、収納ボックスで仕切らずに、直置きしてもOK!
楽しもうよ
そして、シンク周りに置かれていたビニール袋は、ごちゃごちゃしていて見栄えが悪い感じでした。
これをなくし、やましたさんが、新たなゴミ袋として提案したのが「紙袋」でした。
「断捨離は、何を求めているかというと、自由」「こうじゃなきゃってところから、どんどん卒業していこうよ」
断捨離ポイント
ビニール袋を使わずに、紙袋を使えば見栄えがいい感じになる
ワクワク過ごすためには、自由な発想になることが大切。
思い込みに縛られずに、自由な発想で楽しく空間作りをしていくことを伝えます。
続いては、りょうたさんの物が置かれた収納スペース。
上段には、りょうたさんの物。下段には、布団や今使っていない物が押し込まれていました。
布団はゴミ袋に入れられていた状態。これを見たやましたさんは、「残念」とコメント。
まず、布団をゴミ袋から出し、綺麗に畳み直す作業から。
丸めて畳み、縦にしまうことで、取り出しやすく美しい収納に大変身!
断捨離ポイント
ただゴミ袋に押し込んでいる物は、中から出して綺麗に畳み直してみる
次に出てきたのは、こたつ布団。今年の冬使わなかったら、捨てると決めてるそうですが・・・
かなこさんは、”使わない”、りょうたさんは、”使う”と意見が分かれます。
率先してやってくれんねんやったら、置いといてもいい
かなこさんは、片付けをやってくれないりょうたさんに、不満を持っている様子。
これに、やましたさんは、
それはいじわるすぎる
それは、期待にすぎない。人は期待に応えない、楽しいことならやると話します。
期待を投げても期待通りのものはかえってこない。これが人間関係
期待を投げるのは、こちらの勝手な思い。期待を投げる方は、”私は正しい”というスタンスでいる。
でも、それが正論だとわかるから、余計に反発がわくと話します。
正しい、正しくないは、幸せになれない
やましたさんが提案する解決策は、楽しくやること。
「楽しいんだよ」って自分が楽しそうにやってたら、相手は興味を持つ
断捨離ポイント
人は”期待”を投げても、応えない。大事なのは、自分が楽しそうに取り組むこと。
この話に、りょうたさんはやけに納得。
やましたさんは、”楽しむ”の一歩として、こたつ布団を楽しく畳むやり方を伝えます。
こたつ布団は、ただ折るのではなく、挟み込むやり方で、畳む作業自体も楽しむことができます。
断捨離ポイント
畳み方1つで、楽しみ方は大きく変わる
畳むのも楽しいし、見栄えもキレイです!
こうして、雑然と物が詰め込まれていた収納は、きれいに大変身!
りょうたさんの物は、宿題。これから1ヶ月で整理することになりました。
さて、夫婦で楽しみ断捨離に取り組めるでしょうか?
断捨離開始から、10日後:大胆!収納場所のお引越し作戦開始!
かなこさんは、仕事の合間に家の改造を進めていました。
キッチンの調理に邪魔だった「水切りカゴ」は、処分することに。
やましたさんのアドバイスどおり、丈夫な紙袋をキッチンのゴミ箱として使うことにしました。
空間がおしゃれになってくると、汚れた油跳ねガードが気になりだします。
こまめに掃除すれば必要ないという結論で油跳ねガードも、処分することに。
油がついていた場所は、洗剤で磨いてみると、ピカピカになりました。
さらに断捨離にハマっていく、かなこさん。
クローゼットの天袋にあった、空き箱も断捨離。
「売るかもしれない」と取っておいた物でしたが、今を気持ちよく過ごそうと決めたのです。
その週末・・・。
家族に集合をかけた、かなこさん。家をどうするかの話し合いを行うことにしました。
話し合いの内容は、長女・かのんちゃんと夫・りょうたさんの収納スペースを入れ替えるというもの。
家族合意のうえ、いざお引越し開始!
しかし、お引越し作業中に、りょうたさんからは本音が。日頃言いたいけど、言えないことがかなり溜まっているようです。
それでも、りょうたさんは、かなりの量を断捨離。なんだかんだで妻の期待に応える優しい旦那さん。
こうして、ゆとりある空間ができ、居心地のよい自分の居場所ができたみたい。
かなこさんも絶賛します。
すごいすごい、きれい
かなこさんには、断捨離中に気付いたことがありました。
限られた時間の中にやってしまわないといけないような仕事なので、それを家の中にも持ち込んでしまっていた部分もある
自分だけが頑張ったらいいんじゃなくて、みんなで楽しいイベントにしながら、片付ける方が居心地のいい空間になる
さぁ、残るは、家族で力を合わせ、リビングの大改造に取り掛かります!
かなこさん、断捨離で重要なことに気付けたみたいですね。
断捨離、最終日!
断捨離最終日は、家族で力を合わせて、リビングのレイアウトを変えてみることに。
かのんちゃんの物があったスペースが空いたため、その場所にテレビを移動。その前にダイニングテーブルを配置してみます。
かなこさんは、素直にりょうたさんの意見を聞いています。
レイアウトが決まると、りょうたさんは、自発的にテレビのケーブルをきれいに設置し始めました。
すると、かなこさんからは自然と「ありがとう」の言葉が。
そして、りょうたさんは、収納から、例の「こたつ布団」を取り出してきます。
空いているスペースに出すと、どうなるか試してみるって言うんです。
これには、かなこママもついに折れました。
かのんちゃんも勉強がしやすい、居心地の良い部屋になったのではないでしょうか?
大事なことは、家族全員にとっての”居心地の良さ”ですね!
番組を観ての感想
自分の家庭と重なる、共感回でした!
私もかなこさんと似たようなタイプで、物を減らしてスッキリしたいタイプ。
一方、夫は、特に何も気にしないタイプ。
物を全然捨ててくれないので、いつも私が判断して処分や片付けをしています。
今回教わったのは、「断捨離は正しい、正しくないではない」こと。
過去には、花火屋姉妹の内容でも同じように教わりました。(⇒過去放送回、花火屋姉妹の断捨離はこちら。)
断捨離は、何のために行うか?
それは、住む人にとっての心地良い空間を作るため。
焦点を合わせるべきは、住む人の自由でした。
断捨離を楽しく行うこと。その姿が、家族に伝染していくということ。
私も楽しく取り組むことを心がけていきたいと、改めて思わされました。
まとめ
いかがでしたか?
今回の放送回のポイントは、次の3つでした。
- 断捨離が求めているのは、”自由”。思い込みに囚われず、自由な発想でOK
- 期待を投げても相手は応えない。大事なのは、楽しく取り組む姿勢
- 焦点を合わすべきは、正しさではなく、気持ちの良さ、面白さ、楽しさ
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
断捨離は片付けを目的としているのではなく、いかに居心地がいいか、いかに気分がいいか、何よりここに自由があるかを求めている
散らかす自由もまた、同時にあってほしい。
焦点を合わすべきは、正しさではなく、気持ちの良さ、面白さ、楽しさ。
断捨離も楽しくやることが大切で、”快”の感覚を自分自身が味わうこと。
その”快”の感覚が、相手に伝わっていく。
断捨離の目的や、意義について改めて教えてもらった放送回となりました。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
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