こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年8月15日放送回(第129回)の内容・感想をまとめます。
今回は、片付けが苦手な新米ママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 片付けが苦手・面倒くさがりさんの断捨離
- 初心者に必要なのは、物が外に出ていく流れ=システム作り
- 物を使うなら、願望ではなく意図・意志にする
それでは、どうぞ!
片付け上手なママを目指して、断捨離に挑戦!
今回の出演者は、栃木県塩谷郡にお住まいのあいりさん(31歳)。
夫のあきらさん、1歳になる娘のあおいちゃんと3人で暮らしています。
あきらさんは、大手自動車メーカーに勤務。あいりさんは、小学校の先生でしたが、結婚後専業主婦へ。
引っ越してきてから1年ほどが経つ家は、2階建ての一軒家で間取りは4LDKです。
1階には、リビングやダイニング、キッチンがありますが、ところどころに物が散乱。
4畳半の和室は、洋服でいっぱい。まるごとクローゼットの代わりになってしまっています。
ダイニングテーブルも、物でごちゃごちゃした印象。
階段の手すりのちょっとしたスペースにも、バッグが置かれていたり・・・
あいりさんご夫婦は、面倒くさがりで、ちょっと置けそうな場所に物を置いてそのまま放置してしまうことが多いと話します。
そして、あいりさんは片付けが大の苦手。
小さい頃から、身の回りに物が多い生活をしてきたため、スッキリした空間で生活したことがないとか。
今回、「娘には自分のようにはなってほしくない」と、片付け上手なママを目指して断捨離を決意しました。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問します。
部屋を見て、せっかく素敵な家なのに、それが上手く機能していないと伝えます。
おウチっていうより、端的にいうと、作業場みたいな感じになっている
くつろいだり癒されたり、励まされたりする空間にはなっていない
元々片付けが苦手というのに加えて、産後の忙しさ。あいりさんにとっては、生活するだけで手一杯でした。
今回は、”楽しめる空間”を目指し、やましたさんと断捨離を進めていきます。
まずは、洋服でいっぱいになっている和室。
やましたさんは、「そもそも何も置かないっていうのが和室」と話します。
しかし、今の状態は、”物置き”、”洗濯物干し場”の状態で、空間の立場に立てば、空間自体もかわいそうな状態と話します。
続いては、ダイニングテーブル。
やましたさんが「どんな気持ちでごはん食べたい?」と問いかけると、あいりさんは「明るい楽しい気持ち」と答えます。
やましたさんは、その気持ちと一致しない状態であることを確認し、なぜ一致しないのか?その理由を問いかけます。
明るく楽しい気持ちで食べられない状態は、なぜだろう・・・?
あいりさんは、「必要のない物がいっぱいある(から)」と回答。
やましたさんは、そのことに加え「表に出る部分と裏に控えている部分が混じり合っちゃっている」と補足しました。
テーブルのそばには、ゴミ箱が置かれていたのです。
ここは、”家庭内レストラン”にしないといけない
あいりさんは、この教えに驚くとともに、納得。
”安全で健康で楽しい”空間作りが一番上の目標とし、
やましたさんは、さらに、
どうすればそうなるか?ではなく、何がそれを邪魔しているかを考えると伝えます。
一番最初に引かなきゃいけない物は何だろう?
不要な物
不要な物、つまりは、ゴミ。これを取り除いていく必要を確認します。
次に問題になるのが、ゴミとなる基準です。
物を見ていたら、全部使える物。
でも、自分とその物の関係を見たら、もう意味をなさない物
もう用はない物、必要ない物はこの生活にとってはゴミ
ここでやましたさんは、キッチンにあった空のペットボトルに目をつけます。
リサイクルに出す予定の物ですが、こうした不要な物が、自然と家から出ていく流れを作り出す必要があると話します。
断捨離のポイント
初心者に必要なのは、物が外に出ていく流れ=システム作り
やましたさんは、さらに、
片付けは、みんなしまうことだと思っている
速やかに外に出ていくというのが断捨離の片付け
生活していれば、物が散らかるのは当たり前のこと。
”物を減らし、すぐに元に戻せるようにする”
この流れを作るのが重要だと教えます。
さて、ここからはやましたさん直伝の「流れ」を生み出す収納術を伝授していきます!
やましたさん直伝!「流れ」を生み出す収納術①
あいりさんのキッチンは、たっぷり物が入るスペースはあります。
しかし、調理器具や食料品がごちゃまぜ。おまけに書類まで入っています。
まず空間の役割を決めよう
台所には、”調達””調理””配膳”の3つの役割があります。
まずは、収納全体を役割ごとに3つにわける。
だいたいの役割(ゾーン)を決めておき、そのゾーンに合わせて物を絞り込んでいきます。
取り出しやすく、しまいやすく、美しい
「すぐに使いたくなる」のが、大切なポイントです。
断捨離のポイント
物はケースに入れずに、見えるように並べると、使いたくなる
調味料がたくさん置いてある1つの棚に絞り、そこから断捨離スタート!
断捨離のポイント
場所を区切って、小さい空間から取り組む
まずは、棚の中身を全部出していきます。
ここは、面倒くさがらず、全て出すのが大事なポイントです。
何をやったかというと、”総量規制”をした
空間に入る分だけの量に絞って、棚に戻していきます。
ここでのやましたさんからのアドバイスは、コンビニの飲み物売り場を任されたスタッフになったつもりで、お客さんが手に取りたくなるようなディスプレイにしていきます。
箱に入っていたお酒も、中身がわかるように箱から出して並べていきます。
断捨離のポイント
使う物は箱から出し、中身が見えるように置いておく
”俯瞰”ひと目で何があるかわかる状態にすること
すぐにつかえて溜めこまない環境ができるから、食料品がスムーズに流れていく
これが大事なポイントでした!
最後にキッチンとは関係ない「書類」は取り除き、料理に必要な物だけ残します。
こうして、何が入っているのかわからなかった「食糧庫」は、使いやすい(使いたくなる)食糧庫へと生まれ変わりました!
いろんな物がごちゃまぜだった「キッチン棚」は、流れる収納に生まれ変わりました。
ポイントは、目で見ただけで「量がわかる」こと。そして「美しく・使いたくなる」飾り方です!
やましたさん直伝!「流れ」を生み出す収納術②
■溜め込んだ物を消費するとき、自分は我慢して暮らしていないかを考える
続いて出てきたのは、あいりさんが買い集めた「紅茶のパック」。
どれも使うので、(手放すのが)難しいと話す、あいりさん。
使うなら、願望ではなく意図・意志にする
”いつか飲みたいな”という願望では、NG。
”これはこのとき飲むんだ”という意志を持つことをアドバイス。
あいりさんは、これを受けて、飲みたい物を厳選していきます。
「このこまごましたお茶は、今日から毎日1個飲みます」
「しょうが湯は、いつから(の物)かわからないから飲みません」
こうして意志を持って厳選した紅茶を、やましたさんに披露。
すると・・・
結局、飲みたくないのに捨てるのがイヤだから飲んでるってなると悲しいの
えーーーでもそうかも
自分が好きな物とかワクワクするものに囲まれたいんですけど、こういう物を全部消費しないと気持ちがおさまらない
本当は、あいりさんの心の奥には、好きな物だけに囲まれたい気持ちがある。
しかし、どうしても”消費すること”に気持ちがいってしまう。
やましたさんは、食べたい物を先に食べるか、後に残すかの例えで表現します。
お寿司屋さんに行って、一番最後に一番食べたいトロのマグロを食べるのか、最初にトロのマグロを食べるかってそんな感じなんだよね
どうして先送りするんだろう?今一番自分が望んでいることを
やましたさんは、今はそのままでもいい。
しかし、この紅茶パックが自分の気持ちに蓋をしていないかを教えてくれる存在になると話します。
自分の本心を本当はこうしたいのにああしたいのにと封じ込めていないだろうかっていうことを、この飲み物が教えてくれる
断捨離のポイント
溜め込んだ物を消費するとき、自分は我慢して暮らしていないかを考える
あいりさんは、改めて紅茶を見直し。
すると、賞味期限が切れていた物に気付き、これを捨てることを決心できました。
見直しても、飲みたいと思った紅茶パックは、全て箱から出し、かわいらしいジッパー付きバックでおしゃれにまとめました。
■未来の物に縛られず、今を快適に過ごす
さて、ゆとりを持って収納していくと、収まらない物が出てきます。例えば、”いつか使おう”と溜め込んでいた雑貨類。
あいりさんの場合、西松屋のポイントで交換したという「水筒」が出てきました。
子供が幼稚園になった時に使えると溜め込んでいたそうですが・・・
幼稚園までとっておきたい?
あいりさんは「その時に、その子が欲しい物を(買う)」と答えます。
「未来の物に縛られず、今を快適に過ごす」。これも、断捨離の基本。
いまの暮らしで使う物だけ残し、気に入った物は飾るようにして配置しました。
ダイニングは、さわやかな”家庭内レストラン”に変身。
最後にやましたさんは、
入門編の人がいちばんクリアすべきなのは、物の多さを自分で気付くこと
自分で気付けば買い物行動も変わるし、消費行動も変わってくるよね
と締めくくり、今回の断捨離は終了です。
まずは、思ったよりも物が多いことに気付くことから始まります!
やましたさん家の収納術紹介!
番組の途中に紹介されていた、やましたさんの家の収納のポイントをご紹介します。
⇒8/19(金)公開予定です。 8/19公開しました。
やましたさんの家を見たい場合は、YouTubeでもチェックすることができます。
▼やましたひでこ断捨離公式チャンネル
調達、調理、配膳の工夫
まずは”調達”した食材を入れる、食品庫。中は、大まかな用途ごとにわかれています。
徹底されているのは、”間隔を空けて並べる”こと。
収納はやっぱり詰め込まないってことですよね
間隔を常に空けて、一目で見てわかるようにしています。
続いては、”調理”に使う、調理器具。
取り出しやすさに主眼を置いていると話します。
ワンアクションで取り出せます
引き出しを開ければ、すぐに必要な道具を取り出せて、しかもそれが美しい状態をキープしています。
最後は、”配膳”の食器です。
違った種類の物は重ねない
重ねなければ入らない状態は、多すぎるということ。
重ねずに入る量(=適量)にして、食器を出し入れする面倒をなくしています。
断捨離のポイント
調達 ⇒ 間隔を空けて並べる、詰め込まなない
調理 ⇒ 取り出しやすく、美しい
配膳 ⇒ 違った種類の食器は重ねない
お気に入りは、美しく飾る
あいりさんは、お茶が好きと言うわりに、溜め込んで飲んでいない状態でしたね。
だったら、こうやって見えるように並べておけば
こう話す、やましたさんの家のキッチンには、ガラス瓶に中身が見える状態でお茶が小分けにされています。
やましたさんもお茶が大好き。
その時の気分で、最適なお茶がチョイスできるようにしています。
「見えるってとても大事」
「見えるっていうのが美しく見えるようにしたら、見て楽しい味わって楽しい。二度おいしい」
そして、お茶を楽しむための食器にも、やましたさんのこだわりがありました。
ホコリがつかないよう、食器を伏せて置いている家があるけれど、手入れをすればホコリはつかない。
本来の立ち姿で置いてあげることが大事、と話しました。
断捨離のポイント
見て、味わって、二度おいしく!
食器類は使う時と同じ姿で収納する
人気インスタグラマーの家を紹介!
番組内で紹介されていた、人気インスタグラマーのお家をご紹介します。
⇒8/19(金)公開予定です。 8/19公開しました。
1人目は、apratment_m301さん。モノトーンだけど心地よい理想のワンルームです。
一人暮らしの彼女は、思い切って物を減らし、大胆な試みに挑戦!
白とグレーをベースにした、色味の少ない部屋になっています。
自分にとってどんな空間が心地よいかを探求していき、現在の形に落ち着いたそうです!
やましたさんからは、
収納=しまうのではなく大事な物は飾るように置いておく
というポイントを教わりました。
2人目は、pakila15さん。
普通の3LDKの部屋を、おしゃれなウッディ空間に変えました!
やましたさんからは、”暮らしを楽しむ”ことができていて、とてもいい感じとコメント。
DIYもすごいけど、何より夫婦で話し合いながら、試行錯誤できているのがすてきだと感じます!
番組を観ての感想
”物が外に出ていく流れ=システム”を考えよう!
やましたさんの
「片付けは、みんなしまうことだと思っている。速やかに外に出ていくというのが断捨離の片付け」
という言葉が印章に残りました。
生活していれば、部屋が散らかるのは当たり前。
それを、すぐに元に戻せる環境作りが大切ということです。
では、すぐに元に戻せる環境は、どうやって作るのか?
結論、物を減らせば、元に戻すのも簡単になっていくのです。
今回のあいりさんのように、面倒くさがりさんこそ、断捨離が重要になってきます。
私自身も、とにかく面倒くさがり。笑
だからこそ、今の生活に必要な物だけを残し、不要な物が出ていく仕組みを考えていくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、片付けが苦手な新米ママの断捨離物語でした。
今回は、断捨離初心者向けのアドバイスがたくさんありました!
- 物はケースに入れずに、見えるように並べると、使いたくなる
- 場所を区切って、小さい空間から取り組む
- 使う物は箱から出し、中身が見えるように置いておく
- 溜め込んだ物を消費するとき、自分は我慢して暮らしていないかを考える
ぜひ、断捨離に活用していきましょう!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
↓ ↓ ↓
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
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