こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年2月28日放送回(第155回)の内容・感想をまとめます。
今回は、息子の物が捨てられないママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 収納グッズがあれば片付くは思い込み。まずは物を減らすべし
- 子どもたちの思い出グッズが捨てられない
- ”過去より今を大切に”と切り替えた
それでは、どうぞ!
大阪発!息子たちを愛しすぎて… お悩みママの子ども部屋づくり
今回の出演者は、大阪市大阪市のマンションにお住まいの、あいこさん(39歳)です。
不動産会社を経営するせいさん(42歳)と2人の息子の4人で暮らしています。
リビングダイニングは、きれいに片付いています。
子供たちの勉強机やピアノはここに。そして、隣の和室にも子供たちの体操グッズ。
和室の押入れの下も、子供たちのおもちゃが詰め込まれていました。
押入れの上段には、来客用、季節物の布団が詰め込まれています。
キッチンは一見きれいに片付いていますが、、、
収納の中を見ると、詰め込みすぎて奥に何があるのかわからない状態。
見えないところに押し込む癖があります
そして、一部屋ごと物置になってしまった部屋も。
ここにも、使わなくなった子供たちのおもちゃ等がたくさん。
今まで見て見ぬふりをしてきた
「部屋がほしい」と言い出した長男りょうくん(小学4年生)のため、
「物置部屋になっている部屋を子供2人の専用の部屋にしてあげたい」ということで、あいこさんは、断捨離を決意。
見て見ぬふりをしてきたあの部屋をがんばって片付けようかなと思いました
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
気になったのは、和室の押入れ。
長男・りょうくんに物を捨ててもいいかを確認すると、
いる物といらない物にいつかは分けたいと思っていた
とのこと。
そして、和室の上段に押し込まれている布団。
特に、”来客用布団”について、やましたさんからアドバイス。
「5日のために残り360日を悩んでいるエネルギーが無駄じゃない?」「(来客のある)5日のためには、その時考えればいい」
年に数えるほどのお客さんの物を優先させるより、日々の生活を優先させるということです。
この切り替えが、空間を確保するためにとても大事です。
続いて、キッチンの収納をチェック。
小さな収納もただの物置、大きな収納もただの物置
小さいところから、大きなところへ。
まずは、キッチンの収納で断捨離のトレーニングをすることにします。
キッチンの断捨離、スタート!
キッチンの収納の中身を全て、カウンターに広げます。
棚1つ分だけでも、かなりの量があったことがわかりました。
やましたさんからの、アドバイス。
これを片付けようと思わなくていい、いらない物はどれかなと考える
まずは、物の総量を減らすこと!
まずは、基本的なところから。
食品は、賞味期限切れの物を処分していけば簡単です。
なんと、途中、壊れたかばんの取っ手がでてきました!笑
「収納の小道具があれば片付くと思うのが思い込み」「まずは物を減らす」
せっかくの収納グッズは、ほとんど役に立っていなかったのです。
一番上の棚からは、子供の赤ちゃんの時の食器が出てきます。
思い切って断捨離!
整理した後は、隙間を空けて収納していきます。
こうして、以前は物が詰め込まれて何があるのかわからなかった空間が、一目でどこに何があるかわかるよう空間に変化しました!
子どもたちのレッスン開始
続いて今度は、子供たちのレッスン開始!
押入れの下にあるおもちゃを全て出していきます。
これまではママが担当していたけど、これからは子供たち自身が管理することになります。
スムーズに片付けができるよう、物を減らしていくのが目的。
お兄ちゃんは、どんどん物を手放していきます。
が、あいこさんは、何だか複雑そうな表情・・・。
やましたさんは、断捨離を見ながら、
選択・決断が早いってことは、人生の大きなスペック
私たちは、必要か必要じゃないかを考えるのが面倒くさいと感じる生き物。
選択・決断を速くできるというのは、人生においてとても大切なことと話します。
たった30分で、いる・いらないの選別が終了!
押入れの大量のおもちゃは、量が減ってきれいに整理できました。
こんなに少なくなるとは思っていませんでした
やましたさんからは、今後の断捨離に向けてアドバイス。
”やればできる”じゃない、”やったらできた”
1つ1つやっていけば積み重ねになる
さて、目標の子供部屋は完成できるでしょうか?
しばらくたって:子供の思い出の物が捨てられない・・・
それからしばらくたって。断捨離の進み具合はどうでしょうか?
コツコツと断捨離を続け、キッチンは片付けが完了!
来客用の食器を詰め込んでいた棚は、お気に入りだけを残しました。
引き出しは、すっかすかに!
和室の押入れも、上の段を整理。
来客用の布団は、いざという時レンタルすることにしました。
これで、物をしまうスペースが新たにできたんです。
さぁ準備完了!ということで、いよいよ本題の”物置部屋”に取り掛かることに。
まずは、手が付けやすいところから始めていきます。
断捨離を継続してきたあいこさんは、いらない物の見極めが早くなっていました。
しかし・・・
幼稚園のグッズや成長記録がどうしても捨てられず、”保留”にする物がどんどん増えていきます。
あいこさんは、子供たちへの思いがひときわ強いようです。
それには、特別な理由がありました。
夫婦は2010年に結婚。しかし、その翌年に夫・せいさんに癌が見つかります。
抗がん剤での治療は、子供を埋めないリスクがありましたが、癌の手術は無事に成功。
抗がん剤を使わずに済んだことで、翌年赤ちゃんを身ごもり、2012年、2015年と出産。
危機を乗り越え、授かった命だからこそ、大切に思う気持ちは人一倍。
「子供と過ごせる時間は、一生のうち20年だと思っているので」「一緒にいられる時間は、できるだけ一緒にいたい」
成長の記録をこの手に残しておきたい。
子供の過去の物を捨てることは、思い出を失うことにつながりそうに感じ、戸惑っていました。
自分の物は簡単に断捨離できました。
しかし、子供たちとの思い出の品は、どっさりと残ってしまいました。
その翌日:過去or未来 子を思うママの答えは?
この日は、夫・せいさんの仕事が休み。一緒に子供部屋の断捨離に取り組むことに。
あいさんは、子供の成長の記録が残されている物は、相変わらず手放せません。
特に悩んだのは、幼稚園の帽子。
悩んだ末、せいさんに助け舟を出しました。
せいさんの答えは、
「いらん」「それキリがない、写真があるから」
この言葉に、ようやく踏ん切りがつき、捨てることを決断。
ところが子供たちに聞けば、それぞれ1つずつ残したいとのこと!笑
それぞれの部屋に帽子を1つずつ残すことにして、他はさようならしました。
今をスッキリ過ごせる方がいいと思い、捨てることにした
ママの決断 前進する家族
あいこさんの「今を大切にしたい」という気付きが、その後の断捨離を後押し!
かわいくて捨てられなかったベビー服やベビーグッズも、次々と断捨離。
子供たちの作品も1枚ずつ写真に収めて処分。
こうして、子供部屋づくりは一気に動き出しました。
最後に、不要となったラックを解体。新たに机と椅子を運び出しました。
こうして、物置部屋となっていた部屋が、子供たちの部屋に生まれ変わったのです!
お兄ちゃんは、自分の部屋ができて嬉しそう。
さびしいけど、そこは成長として喜ばないといけないことなので、私も子離れできるよう頑張っていきます
子ども部屋完成!そして涙のサプライズ
今日は、せいさんの誕生日!息子たちと料理を作ってお祝い。
そして、お祝いの席で、まさかの息子からのサプライズ!
「僕のために部屋を作ってくれてありがとう」
この言葉にあいこさんは、思わず涙。
断捨離頑張ってよかった!これが、今を大切にするってことなんだ。
人気インスタグラマーのお部屋紹介
今回は、人気インスタグラマーの「まりーさん」のご自宅。
3LDKの賃貸マンションで、理想の子供部屋を追求しています。
散らかりがちなおもちゃの収納を、子供が自分で出し入れできるよう工夫しました。
ポイント
おもちゃに定位置を決める
子供たちがどこに何があるかわかり、遊びやすくなったとのこと。
最近は新しいおもちゃがくると、子供の方から「どうやってしまう?」と聞いてくるようになったといいます。
さらに、棚自体にも工夫を。
棚は、直置きせずに、穴が目立たないホチキスでフックを固定し、壁にひっかけて設置しています。
掃除もラクになったそうですよ。
棚の横の板にも同じ工夫。折り畳み式のキッズデスクをDIYして壁に取り付けました。
ポイント
理想の家具をDIY
備え付けのクローゼットは、子供の物しか入れないと決めています。
遊びも自立も応援する理想の子供部屋で、育児が楽しくなりそうですね!
<やましたさんからのコメント>
「今は、まだお母さんが作り上げた空間」「次のステージは、子供自身が作り上げる空間になるので、それを見守ってあげて欲しい」という感想でした。
番組を観ての感想
過去より今に目を向けよう
愛する子供の成長記録、捨てられない親は多いです。
でも、子供の成長は、あっという間。
気付けば、どんどん大きくなっていて、驚くことも多いのでは?
あいこさんは、”大事なことは今”という視点に立ち返りました。
この気付きが、断捨離を一気に加速させたのです。
過去より、今、そして未来に目を向ける
この視点に立てば、思い出の品を手放すことができるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、息子の物が捨てられないママの断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
子供の環境づくりは親の役目
親離れは、親としての課題。
子供は瞬く間に成長していく。親子が一緒に過ごす時間は次第に減っていく。
子育てを楽しみながら、子供の成長に合わせた環境づくりを!
いつかは子離れしないといけない。今の子供の成長に目を向けて、少しずつ断捨離で気持ちを整理していきましょう!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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