こんにちは、まちゃりさです。
人前に立つと、緊張してしまう
このように悩む人、多いのではないでしょうか?
しかし、人前で喋らなければならない機会って少なからずあるものです。
今回は、
・人前に立つと緊張してしまう
・人前でも緊張せずに、自然体で振る舞えるようになりたい
こういった疑問や悩みを、著書『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)をもとに、解説していきます。
それでは、どうぞ!
著書『ワンコイン心理術/DaiGo著』の内容について
本記事は、 『ワンコイン心理術/DaiGo著』 の内容をもとにしています。
心理学は、「自分と他者を知り、よりよい人間関係を築く」側面を持ちます。
本著は、人間関係に焦点を当て、うまく信頼関係を築くために役立つテクニックを紹介しています。
知るだけで今すぐに実践できる内容ばかりです。
本著の中から、特に役に立ちそうと感じた内容を次にまとめてみました。
今回は、このうち5つ目の「あがり症の克服の仕方」について解説していきます。
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1.人前に立つと緊張してしまう
「人前に立つと緊張してしまう」
これは、未来のことや予測がつかないことに対する「不安感」から引き起こされます。
あがり症の一番の克服法は、「場数を踏むこと」です。
場数を踏めば、「過去の経験に比べればどうってことない」と気楽に構えられるようになります。
緊張しそうな場面に遭遇しても、「あのとき経験した恥ずかしさに比べれば、こんなものはたいしたことではない」と思えるようになります。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
「失敗しても、まあそんなに大変なことにはならないだろう」と気楽に構えられるようになります。
人は、自信がないことに対して、緊張します。
しかし、「自信はないが、緊張したくない」という場合もあります。
本著では、自信がない時でも、あがらない方法について、紹介しています。
自信ありげに振る舞う
「自信がないけど、緊張したくない」
このようなときは、「自信ありげに振る舞う」ことです。
自信がわいてきて、緊張感がなくなるといいます。
心理学では「As ifの法則」(心理学者のリチャード・ワイズマンが提唱)に基づいています。
自己暗示の一種です。
私たちの心と身体は密接につながっています。
緊張すれば、心拍数が上がるのも、このためです。
逆に、心拍数が上がっていることに気が付けば、
もしかすると、緊張しているかも
このように意識し、本当に緊張し始めてしまうことが起きます。
「自信がないけど、緊張したくない」
このようなときは、自信ありげに振る舞うことで、自分の心を騙すのです。
次第に、自信が出てきて緊張感がなくなります。
あたかも自信があるように振る舞うことで、「自分は自身満々なんだな」と心を騙すことができます。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
手の平に『人』という字を書いて飲み込むと落ち着く?
昔から、緊張する場面では、「手の平に『人』という字を書いて飲み込むと落ち着く」と言われています。
が、これはかえって逆効果。
「私は今、緊張している」と、ますます自分に緊張を意識させてしまうからです。
2.あがり症を克服するには?
ここからは、あがり症を克服する方法をご紹介します。
「あがり症」は、次の3つの方法で克服できるといいます。
- 1日1回恥ずかしいことをする
- 1日5分の瞑想
- 失敗してもOKと考える
「あがり症」を克服したいと悩む人は、ぜひチャレンジしてみましょう。
方法1.1日1回恥ずかしいことをする
今ではとても考えられませんが、著者DaiGoさんも、極度のあがり症だったそうです。
緊張してしまい、人と目を合わすことさえできなかったとか。
DaiGoさんは、あがり症を克服するために
「1日1回、死ぬほど恥ずかしいことを人前でやる」
これに挑戦しました。
DaiGoさんが行った、「死ぬほど恥ずかしいこと」はこちらです。
- 渋谷のスクランブル交差点の真ん中で、突然「僕は○○ちゃんのことが大好きだ!」と当時好きだった女の子の名前を叫ぶ
- コンビニで買い物をして店を出たあと、すぐに同じ店に戻り、店員さんに向かって「この顔をみなかったか」と自分の顔を指さして尋ねる。呆気にとられている店員さんに、「馬鹿野郎、そいつがルパンだ!」と叫ぶ。(映画『ルパン三世 カリオストロの城』での銭形警部のセリフ)
そして、これを1か月やり続けたことで、どんな場面でも平常心を保つことができるようになったそうです。
こうして、1日1回恥ずかしいことをやっていくと、どんどん度胸がついてくるといいます。
死ぬほど恥ずかしいことをやったとしても、「実際には死なないどころか、日常生活にも何の支障もない」ことに気づくからです。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
でも、こんなハードルが高いこと、なかなかできませんよね。私でも、無理です。
DaiGoさんも、まずは「コンビニの店員さんに挨拶をする」など、ハードルの低いところからやってみてみるのがいいと言っています。
- コンビニの店員さんに挨拶をする
- 電車のなかで席を譲る
- ちょっと敷居が高そうな店で試着する
- 八百屋や魚屋で値切り交渉してみる
度胸をつけるためには、知らない人と関われる行動がいいです。
やってみたいけど、恥ずかしかったり、少し怖くてできなかったことに挑戦してみるといいのではないでしょうか?
さらに、DaiGoさんは、このようなゲーム感覚のトレーニングもおすすめしています。
- 挑戦するための行動をカード(単語帳など)に書いておき、1日1回シャッフル
→ 出てきた項目を実践する
方法2.1日5分の瞑想
方法1と同時に、「瞑想」がいいと言います。
以下、瞑想のやり方です。
- あぐらをくみ、姿勢を正す
- 目を軽くとじておくか、1点を見つめる
- 呼吸を1分で4~6回ぐらいまで落とす
1日5分を毎日続けるうち、自己コントロール能力が高まります。
そして、少々のことがあっても、動じなくなるといいます。
「瞑想」には、「ストレス軽減」や「集中力アップ」など、付随する効果も多くあります。
私も挑戦してみましたが、夜ぐっすり寝られるようになりました。
無料アプリでも、試すことができます。まずは試してみてはいかがでしょうか?
方法3.失敗してもOKと考える
著者のDaiGoさんは、失敗できないテレビでのパフォーマンスでも「失敗していい」と考えて臨むといいます。
「失敗したら失敗したで、それを糧にすればいい。人は失敗しながら成長するものだ」と考えるようにしておけばいいのではないでしょうか。
引用:『ワンコイン心理術 500円で人のこころをつかむ心理学』(メンタリストDaiGo著/PHP文庫)
私も最近は、人前で喋るときには、このスタンスで臨むことを心がけています。
「失敗が許されない」と思うと、表情もこわばって話したいことが喋れなくなります。
「失敗してもいい」と考えれば、
- 成功すればラッキー
- 失敗しても成長のチャンスになる
このように、どちらもプラスに捉えることができます。
人間誰でも、失敗はするものです。
私は失敗しちゃうくらいの人の方が、親しみが沸く気がしています。
参考:【行動力がない人へ】行動力があることのメリットと行動力の鍛え方のコツ
まとめ
いかがでしたか?
今回のポイントは、次の3点です。
- 人前で緊張するのは、「不安感」から
→場数を踏むことが大切 - 自信がない時でも、あがらない方法
→「自身ありげに振る舞う」こと - あがり症を克服する方法は3つある
→【方法1】1日1回恥ずかしいことをする【方法2】1日5分の瞑想【方法3】失敗してもOKと考える
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「人前で緊張しない方法」「あがり症を克服する方法」について、ご紹介してきました。
しかし、不安や緊張は、必ずしも悪いものではありません。
人類が長く生き延びてこられたのは、不安や恐怖による警戒心とうまく付き合ってきたからです。
また、適度な緊張感は、アスリートにとって良い結果をもたらすことにつながります。
あまり緊張を「隠そう隠そう」と考えずに、誰でも「緊張するのは当然だ」と捉えていきましょう。
それでは、今回はこの辺で終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
おわり。
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