すてる断捨離

【内容・感想】ウチ、断捨離しました!|紙ゴミの万年床… 介護士妻の美意識革命#152回

この記事は約10分で読めます。

こんにちは、まちゃりさです。

本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2023年2月7日放送回(第152回)内容・感想をまとめます。

今回は、感覚まひ状態を解消するための断捨離物語です。  

今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。

  1. 物が増えすぎると、思考停止、感覚麻痺、感性鈍化に陥る
  2. 後回し、先送りにした結果の状態だった。人生も同じこと
  3. 思考停止、感覚麻痺、感性鈍化の解消には、外からのアプローチが必要

それでは、どうぞ!

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紙ゴミの万年床… 介護士妻の美意識革命

今回の出演者は、東京都国立市にお住まいの、えいこさん(53歳)です。介護の仕事をしています。

夫のかずおさん(55歳)は、サラリーマン。

11年前に結婚し、3LDKの集合住宅で暮らしています。

物は少し多そうに見えますが、夫婦二人で暮らすには十分な広さ。

それぞれ自分の部屋を持っています。

 

一番の問題は、えいこさんの部屋。

まず、部屋の電気のリモコンをなくして5年以上電気がつかない状態・・・。

おまけに、物が多すぎて万年床の状態

 

この状態をどう思っているの?

えいこさん
えいこさん

これって異常なことだと感じてきました、今!

夫のかずおさんは綺麗好きで、部屋はきちんと片付いています。

かずおさんは、以前に必要な物を捨ててしまったことがあり、それ以来、えいこさんの物に手出しができず、見て見ぬふりをしてきたのです。

 

そんなえいこさんも、昔は片付けができていました。できなくなったきっかけは、夜勤仕事

週に2日は夜勤、夜10時から翌朝6時まで気を張って働いています。

精神的にも体力的にもきつい仕事で、夜勤後は疲れてすぐに寝てしまうとか。

 

しかし、最近気になることがあって、断捨離を決意したそうです。

えいこさん
えいこさん

けがや病気ばかりしているので、部屋が汚いせいかなと思いまして・・・

問題は、根深そう。やましたさん、どう解決していくのでしょうか?

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やましたさん訪問&断捨離スタート!

やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。

問題のえいこさんの部屋を見ると、、、

やましたさん
やましたさん

「ひどいひどい!頭抱える」「人がこんなところに住んでいると思うと、暗澹あんたんたる思い」

やましたさん
やましたさん

思考停止 感覚麻痺 感性鈍化

えいこさんの状態は、“感覚の麻痺”と話します。

物があまりにも増えると、思考が停止し、感性が鈍り、部屋が汚い状態に気づかなくなってしまうのだとか。

やましたさん
やましたさん

「人らしく寝られるようにやっていこうか」

問題のえいこさんの部屋。とにかく何とかしようとのことで、断捨離スタート!

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断捨離スタート!

万年床の布団をめくると、布団の下には、チラシや雑誌が下敷きになっていました。

さらには、下に物を置いたままで収納を置いている有り様。

そして、片付けるたびに、雪崩が発生・・・。

大量の紙袋、紙類が湧き出してきます。

 

そして、潰そうとした段ボールの中からは、新品の帽子が。

なんと、買ったことすら覚えていなかった!

これには、かずおさんも黙っていられません。

かずおさん
かずおさん

ちゃんと現実見ないと

 

捨てても捨てても、一向に物が減らず・・・

気付けば3時間が経過し、どうにか畳が見えてきました。

 

断捨離は、そのまま夜に突入―。

大量の紙と戦い続けます。

やましたさん
やましたさん

「地獄の雪中行軍」「ちっとも前にいかない」

かずおさん
かずおさん

もう少し 危機感を持ってほしい

このまま永遠に終わらないか?と思われましたが、

開始から6時間で、どうにか動き回れるくらいのスペースはできました。

押入れに布団をしまえる状態とはまだほど遠い状態ですが、ここでやましたさんは帰宅。

 

しかし、えいこさんは明るく前向きでした。

えいこさん
えいこさん

「楽しかったです」

ここから、えいこさん1人で断捨離!

片付けられていた、かつての感覚を取り戻せるかがポイントとなりそうです。

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断捨離開始から1週間後:介護士妻の密かな願い

えいこさん、頑張ってますか?

えいこさんなりに物を減らしたようですが、1週間前と比べると、もうひと頑張り必要というところ。

片付けの得意なかずおさんからは、アドバイス。

かずおさん
かずおさん

「期限を決めて捨てる」「そうじゃないと終わらないよ」

えいこさんの仕事は、体力的に精神的にも大変な仕事。それを、さりげなく支えているのが、かずおさんです。

 

かずおさんの勤務先はコールセンター。2人は15年前に出会います。

コールセンターの同僚でした。3年ほど付き合って結婚。

その後、えいこさんは結婚をきっかけに介護士に転職。

聴覚障害のかずおさんのお母さんと話がしたくて、手話を習い始めます。

その後、イベントで障害のある人と出会い、えいこさんの心が動きます。

えいこさん
えいこさん

「そういう人たちの手足になってお手伝いしてあげたいと思い、介護の仕事を始めた」

かずおさんの実家は、同じ国立市ですが、部屋が散らかっているためにこれまで呼べなかったのだとか。

えいこさん
えいこさん

「きれいになったら呼びたいと思います」

断捨離後の目標ができました。

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数日後、アクシデント発生

しかし、えいこさんにアクシデント発生。

腰を傷めてしまい、動けなくなってしまいました。

えいこさん
えいこさん

「腰を傷めてしまいました」「椎間板ヘルニアをやったところが、こんな大事な時に発症してしまいました」

病院は1週間の安静を診断。

断捨離と介護の夜勤で、休む間もなく頑張ったのが良くなかったようです。

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断捨離開始から2週間後:断捨離再開も弱音・・・

2週間後、えいこさんは、断捨離を再開していました。腰の具合が落ち着き、仕事にも復帰できたとのこと。

しかし、この1週間の間で気持ちに変化が。

えいこさん
えいこさん

気持ちは進んでいるんですが、片付けたときに「また捨てに行くのか」

この辺をもうちょっとやらなきゃいけないと思ったけど、結局できなくて・・・

えいこさんが初めて漏らす弱音。

いくら物を減らしても、あまり変わらない景色が気を落としていました

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そこで、やましたさん再び訪問!

えいこさんが意気消沈しているとの知らせを聞いて、急遽再訪問したやましたさん。

心配で放っておけませんでした。

えいこさんの部屋を見て、「もう少し頑張りたいところ」と話します。

やましたさん
やましたさん

「疲れていない?」

えいこさん
えいこさん

「やってもやっても・・」

えいこさんの意気消沈の原因が、“マンネリ”と、“行き詰まり”にあるとやましたさんは見抜いていました。

断捨離をやってみて、自分の行動パターンや思考パターンが見えてきたかを尋ねるやましたさん。

やましたさん
やましたさん

「小さいゴミの処分も後回し 大きい物も後回しにしている」「後回し 先送り 人生がそうだってことだよ

壊れている大きな冷蔵庫は、いずれ処分しようと8年も後回しにしていました。

後回し、先送りを繰り返した結果が、このありさまを生んでいたのです。

やましたさん
やましたさん

「革命を起こそう」

行き詰まりを突破するため、この日は思い切って冷蔵庫周辺を断捨離することに。

食器棚もきれいにして、弾みをつけようと考えました。

 

やましたさんからのアドバイスは、

やましたさん
やましたさん

棚の上と天井までの間に絶対に物を入れない それを守って

なぜか、棚の上には、使っていない空箱が置いてありました。

 

そして、キッチンにあった細長い収納ラック。

ここの2人に任せ、やましたさんは、食器棚をチェックしていきます。

やましたさん
やましたさん

悲しくなるくらい賞味期限切れしか入っていない

収納ラックの中身を出して、ケースを掃除しようとしたえいこさん。

ここで「待った」をかける、やましたさん。

ラック自体をなくすくらいの気持ちで、中身を厳選しようと伝えます。

収納ケースから出てきたのは、期限切れの食品ばかりでした。

えいこさん
えいこさん

「ほとんどゴミです」

やましたさんは、「ゴミだとわかればOK、前はゴミだということすらわかっていなかった」と話します。

 

結局ラックの中身は空っぽに。いったんかずおさんの部屋に移動します。

食器棚の食器は、ペアになるかを基準に揃えていきます。2人暮らしに合わない物は、処分。

こうして、大量の食器とさようなら。

 

圧迫感があった台所の一角も、空間にゆとりができて、壊れた冷蔵庫を運び出す準備もできました。

えいこさん
えいこさん

これが普通だ

どうやら、えいこさんはようやく、普通の感覚に気付いたみたい。

その姿を見届けて、やましたさんは帰っていきました。

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断捨離開始から25日後:”物がない”状態の気持ちよさに気付く

えいこさんは、持ち前の前向きさを取り戻していました。

えいこさんの部屋の断捨離に再び挑戦!

物を整理しながら、

えいこさん
えいこさん

なんで取ってあるんだろう?自分がわかんない・・・

大量に残した物。どうして取っておいたのかわからないと思うまでになっていました

 

やましたさんとキッチンの断捨離に挑戦したことで、正常な感覚が取り戻されつつありました。

えいこさん
えいこさん

物がない方が幸せだな」「物が多いと気持ちが荒んで(すさんで)しまう

物に対する感覚が、全然変わっていました。

さあ、ここからラストスパートだ!!

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1か月後:断捨離終了!

さて、1ヶ月が経とうとしています。えいこさんの家はどうなったでしょうか?

キッチンは、壊れていた冷蔵庫を処分し、スッキリしました。

家具の配置も変えました。これで、のびのびと台所仕事ができるように。

えいこさん
えいこさん

「こんなに広かったんだと思いました」

 

問題のえいこさんの部屋は?

長年、物とホコリを溜め込んでいた部屋は、別世界に生まれ変わりました。

物が多すぎて掃除もできなかったけど、これからは、清潔に暮らすことができそうです。

毎日、押入れから布団を出し入れできるようになりました。

えいこさん
えいこさん

一番大きかったのは、万年床から脱出できたこと

えいこさん
えいこさん

あれだけよく溜めたなって、よく生活していたな、よくあの中で寝ていたな

 

断捨離開始前とは、言っていることがまるで変わっています。

それまでは、異常な部屋で寝ていることにすら、気付けませんでした。

「どうにかして正常な感覚を取り戻してほしい」と願う、やましたさんと1ヶ月、走り続けました。

徐々に蘇る感覚を握りしめ、幸せな部屋を手にした

えいこさん
えいこさん

「私の力だけではとても1人ではできなかった」

これからは先送りしないと、夫婦で新しい決意を立てました。

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番組を観ての感想

まちゃりさ
まちゃりさ

物が増えすぎると、大変な状態にも気付けなくなる

やましたさんの話によれば、物があまりにも増えすぎると、

思考停止、感覚麻痺、感性鈍化に陥る

という話でした。

 

人間が本来持っている感覚が失われてしまい、自分が物を持ちすぎていることに気付けなくなる。

えいこさんの場合は、この状態が万年床を生み出していました。

この原因が、先送り・後回しを繰り返してしまったこと。

人間ですから、先送り・後回しにしてしまうことは、誰でも起こりえます。

でも、感覚を失ってしまう前に、それに気づいて行動を起こさなければいけないと感じました。

 

できないならば、できるように仕組みを変える必要があります。

外に出せないのならば、中に入れない。普段から、必要以上の物は買わない等、

できることを少しずつやっていく必要があることを感じました。

まちゃりさ
まちゃりさ

えいこさんの部屋も最初からああだったわけではありません。何年もの後回し・先送りが蓄積された結果、悲惨な状態を生み出してしまったのです。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、感覚まひ状態を解消するための断捨離物語でした。

  

最後にやましたさんは、こう締めくくります。

人は、どうしてああなってしまうのか―。

やましたさん
やましたさん

あの部屋で生きていくには、自分の感覚を麻痺させるしかない

今回出てきたキーワードは、「思考停止 感覚麻痺 感性鈍化

これらは、生きていくための防衛反応

それに気づかなければ、もっと重篤な状態になってしまう。

何かのきっかけで、視点を変化させていかないといけない。

そのために、外からのアプローチが必要。

まちゃりさ
まちゃりさ

自分の部屋が汚いという事実にすら気付けていなかったえいこさん。

断捨離を通して、感覚を取り戻していく姿が印象的でした。

 

それでは、来週もお楽しみに!

おわり。

↓ ↓ ↓

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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?

「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。

2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
BS朝日「ウチ、“断捨離”しました!」の番組サイト。片づけられない!捨てられない!家族の密着ドキュメント。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。

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「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?

放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)

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