こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年11月15日放送回(第141回)の内容・感想をまとめます。
今回は、洋服の悩みを持つ2組の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 洋服を厳選し、目標を明確に
- セレクトショップ化大作戦!
- 着替えれば、空間を変えれば、”気が変わる”
それでは、どうぞ!
服の悩みは深いんです! フワフワママ&モデル青年
今回は、洋服のお悩みスペシャル!
1組目は、いつか着たいと思う服に埋もれ、生活するママの断捨離。
東京・練馬区のマンションにお住まいのえりさん(39歳)は、綺麗な3LDKの家に、旦那さん、2人の息子の4人で暮らしています。
リビングを初め、寝室やキッチンはしっかりと掃除がされていて、決して散らかっている様子はない…
と思いきや、問題があったのはえりさん自身のお部屋。
すでに着なくなったものや値札がついたままの洋服がクローゼットの中に溜め込まれていました。
一生懸命子育てをしながら、お客さんが来ても恥ずかしくないように、共有スペースは綺麗にしてはいたものの、自分の部屋はいつも後回し…。時間に終われ中々手をつけられずにいました。
目標がふわふわしている、フワフワママのえりさんは、断捨離で心の窮屈さをとり除くことができるでしょうか?
2組目は、モデルや芸能活動で奮闘している若者・かずきさん(24歳)。
仕事場でもらった大量の洋服で溢れる1DKの部屋から彼を救出すべく、ヤマグチさんが立ち上がります。
目から鱗の洋服収納術は、必見です!
【1組目】えりさんの断捨離。子育て中で好きな服がタンスの肥やしに・・・
やましたさんが訪問します。
えりさんの部屋のクローゼットを見ると、
いわゆる収納派だよね
とコメント。そして、問題は次の2つにあると話します。
- 今の状態にどの程度危機感を持っているのか
- この断捨離を何のためにしたいのか
やましたさんがクローゼットを見て感じたのは、「何となくこれが嫌だから何とかならないかな」という気持ち。
「何となく」「何とか」という状態なら、「何となく」「何とか」しかしない
どうやら、えりさんの本気度が気になった様子。
聞けば、えりさんの中でも、目標がふわふわしているようです。
そこで、もう一度クローゼットに絞って、話を聞いていくことに。
(クローゼットを見て)どう感じる?
単純に物がギュウギュウだなって
やましたさんは、この物が詰まっている空間を、つまらないと表現します。
詰まっている=つまらない
そして、今の生活と「これから変えていきたい」という思いとが、混在している心の象徴がクローゼットだと表現します。
「ここに望む現実をつくっていく」「その望む現実は、断捨離をやりながら明確になる」
ということで、理想の現実をつくる第一歩としての断捨離スタート!
クローゼットの断捨離スタート!
まずは、真ん中のクローゼットから手をつけていくことに。中の洋服を、全部リビングに並べていきます。
あきらめの服と希望の服が混ざっている。どっちをあきらめる?
やましたさんは、えりさんの話を聞き、あきらめの服と希望の服が混ざっていることを見抜きます。
そして、明確な”物差し”を持たなければ、断捨離を進めることができないと話します。
どっちつかずで選んでいたら、あの空間はスッキリしない
90cm幅のクローゼットに収まるのは、10着がベストということで、30着以上の服を10着に絞ることを課題とします。
断捨離ポイント
90cm幅のクローゼットに収納するなら、10着がベスト
10着にまで絞るというのは、なかなかの難題です。
ですが、実はやましたさんは、えりさんが理想の目標を選べるように、訓練していたのです。
そして、悩みに悩んだ結果、えりさんは10着を選び抜きました。
続いて、クローゼットの下にあった「収納ボックス」の中身を断捨離していきます。
やましたさんからの「どんな基準で選んでいるか、見えてこないか?」との問いかけに、えりさんは、
汚れる・汚れない関係なしに、着たいものと好きなものを着たい
どうやら、好きな物を選びたいという目標が、はっきりしてきた様子です。
ここで、やましたさんは、きれいに収納できるパンツの畳み方を伝授!
パンツの収納ポイント
3分の1に折り畳み、裾をウエスト部分にはさむ
こうすれば、収納ボックスがなくても、きれいに収納できるんです。
続いては、上の棚に詰め込んでいたバッグ。
子育て中では、使えないからと思って、タグをつけたまましまい込んでいましたが、これからは思い切って使っていくことにしました。
形が崩れないように、バッグの中には紙袋をいれて補強。
思わず使いたくなるように、きれいに飾って収納します。
そして、下の段は、収納ボックスをなくし、高さ15cmほどのスペースの棚を作りました。
やましたさんとの断捨離は、これにて終了!
「たとえ汚れても、着たい物を着る」という目標と希望に満ちたクローゼットが完成!
この日、保留とした服やバッグ4箱分は、今後の宿題としました。
えりさんは、この日の断捨離を振り返ります。
(当初は)その目標が若干ふわふわしていて、「具体的に何を残そうかな」って思ったときに最初わからなくて、「好きな物を残そう」ってなったので、そっちに完全に気持ちが切り替えられてからは、決断も早くできたのかなと思います
その後もえりさんは、洋服の断捨離を進めていきました。
迷いながらも着々と服を選別し、保留とした4箱分は、ほとんど手放すことに。
洋服を厳選したことで、目標を明確にすることを学んだえりさん。この後、大きな変化が起きます!
断捨離終了!
断捨離開始から3週間後、作業が完了したとの連絡を受け、番組スタッフが訪問。
えりさんの部屋は、必要な物だけ厳選した結果、とてもスッキリした空間に生まれ変わりました。
物置き場と化していた机の上も、スッキリ。見事、何もなくなりました。
そして、買ったまま使っていなかった電子ピアノは、専用の台を買い、いつでも使えるようにしました。
子育てをしながら、英語もピアノも本気でやって見せてやる!
えりさんの気持ちは、きっと断捨離で明確になったことでしょう。
洋服を選ぶ中で、目標を明確にしていった、えりさん。これからも明確な目標を持って生活することができそうです!
【2組目】かずきさんの断捨離。大量の服に埋もれ、将来の不安が募ります・・・
続いての洋服のお悩みは、渋谷区の住宅街のアパートから。
保田和樹さん(24歳)が登場。北海道から6年前、大学の進学を機に上京してきました。
現在は、ファッションモデルとして活動しながら、6畳ワンルームで1人暮らしをしています。
かずきさんのお悩みは、ロフトベッドの上から下まで服で埋もれてしまっていること。
ベッドは寝られる状態じゃないので、床にマットレスを敷いて寝ています。
いつ仕事がなくなるか分からない、不安な生活。
断捨離をして、部屋をもっといい状態にして、これからも頑張っていきたい
この悩みに駆け付けたのは、”気配りの女王”の異名を持つ、ヤマグチユミさん(断捨離トレーナー)です。
”セレクトショップ化”大作戦!
ヤマグチさんが訪問し、部屋をチェック。
まず気になったのが、大事な洋服がぐちゃぐちゃになっていること。
もうちょっと大事にコンディション整えてあげて
洗濯後は、一度畳むそうですが、お目当ての服を探すうちに、ぐちゃぐちゃになってしまうと言います。
素材の良さを生かすっていう服選びでいいんじゃないか
とのヤマグチさんのアドバイスで、かずきさんに似合う服を発掘し、他は処分するという方針に決めました。
しかし、ここで重大な問題に気付きます。
かずきさんの部屋には、断捨離で服を減らしても、それをしまう場所(クローゼットや押し入れ)がなかったのです。
そこで、ヤマグチさんは、2段ベッドをクローゼット化することを提案。
セレクトショップ的なクローゼットができたら、すごく洋服も選びやすい
”セレクトショップ化大作戦”がスタート!
まずは、服を1着ずつ手に取り、かずきさんの好みで選別していきます。
なかなか判断が早い、かずきさん。順調に選別が進んでいきます。
そして、ベッドの奥にあったハンガーラックからも服を出してきます。
ここには、上着をかけて使うことに。上着のセレクトは、ヤマグチさんにお任せ。
1時間の選別の結果、ハンガーラックが空になりました。
出てきた革のコートは、2年前、61歳の若さで亡くなった、お父さんの形見。これは、大切にハンガーラックの中心にかけます。
そして、ラックにかけていくうちに、ヤマグチさんがひらめきました。
S字フックある?
ヤマグチさんのアイデアは、S字フックでジーンズをぶらさげるというもの。
二重のラックって、両方ハンガーかけると、どっちも死んじゃう。つるした方が、スペースがいい感じに使える
断捨離ポイント
2列のハンガーラックは、S字フックでスペースを節約
これは、なかなか使えそうなアイデアです!
今度は、カラーボックスを活用。
シャツを畳み、カラーボックスの中に積み上げることに。
こうすると、まるでセレクトショップのようです。
取り出しやすくてしまいやすくて、見た目が美しいとなると、すごく愛着がわく。服に対して
見た目をきれいに積むことで、ぐちゃぐちゃに積むようなことも、自然にしなくなると言います。
服を大切に扱うためのアイデアですね。
断捨離ポイント
きれいに積むことで服を大事に扱うようになる
これにて、ヤマグチさんとの断捨離終了!
ベッドの下は、まるでセレクトショップのような空間に生まれ変わりました。
これなら、毎日服を選ぶのが楽しくなりそうです。
しかし、ベッドの上は、まだ手付かず。今後の宿題となりました。
かずきさん、残りの断捨離も頑張ってください!
番組を観ての感想
洋服の断捨離で、気分を上げよう!
洋服の断捨離って、本当に難しいです。
特に、まだ着られる服がたくさんある場合は、何を基準に残せばよいのか分からないこと、よくあります。
1組目のりえさんの断捨離では、やましたさんも”危機感”と”目標”をキーワードに断捨離を指導していきました。
空間を変えたいという覚悟がどの程度あるかによって、断捨離の意味合いは変わってきます。
何となくで進めてしまえば、何となくの成果しか出すことができない。
りえさんは、断捨離を進める中で、明確な目標を持つことができ、結果、理想の空間を作り上げることができたのです。
2組目のかずきさんの場合は、大事な服を大切に扱えていなかった状態でした。
それを見える化し、お店のように思わず手に取りたくなる飾り方に変更。
服の収納で困っている方にとって、参考になるアイデアがいっぱいでした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、洋服の悩みを持つ2組の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
着替える=気が変わる
空間も、洋服と同じ。”空間を変えれば、気が変わる”
2組目のかずきさんのように、ファッションモデルの仕事では、自分の気が充実していることが大切。
でも、空間自体に新鮮さがなかったのが問題点でした。
一方の1組目・りえさんは、窮屈な思いでいっぱいでしたが、断捨離をとおして、窮屈から脱出することができたのではないかと話します。
それぞれの心の状態を反映していたような空間でした。大好きな洋服で気分を上げるために、楽しく飾ることが今回のテーマだった気がします。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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