こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年12月13日放送回(第98回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、職場環境を改善するための断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 腰から上に置かない
- 張り紙は最低限にする
- 職場に私物は置かない
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
職場を大改革!2代目の新たな挑戦!
今回は、福岡北九州市にある「老舗スイミングスクール」が舞台です。
九州最大規模の「ときわスイミングスクール」は、創業40年。
1500人近くの会員を抱えています。
今回、番組に応募したのは、アメリカや日本の体育大学で水泳コーチとしてキャリアを積み、父親が経営する地元のスイミングスクールに戻ってきた、こうへいさんです。
断捨離で「窮屈な職場の環境を改善し、社員の意識改革をしたい」と意気込んでいます。
今回は、「職場」の断捨離です。
一体、どのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①腰から上に置かない
今回は、やましたさんに代わり、九州を中心に活動する断捨離トレーナー「檀葉子」さんが訪れます。
名付けて、“熱血指導の女王”!!
檀さんは、問題の「スタッフルーム」を確認します。
45人のスタッフが利用する空間としては、かなり狭い印象です。
しかし、新しく広いスペースを確保はできないよう。
今あるスペースを、うまく活用する必要があります。
「スタッフルーム」の問題点は、
- 書類を中心としたモノが雑然と置かれていること
- すれ違う際、気を付けないとぶつかってしまうこと
- 狭いために、モノが使いにくいこと
などが挙げられます。
まず檀さんは、「窓を塞いでいるモノ」を取り除くことを提案します。
狭いスペースのままでどうするか?空間を広く見せるための工夫です。
腰から上(目線の高さ)には、何もない方が感覚的に広く感じる
これが、断捨離のポイント1つ目です。
ほかにも「空間を広く見せる工夫」について、ご紹介しています。
目線の高さからモノをなくすだけで、一気に空間を広く感じることができます!
ポイント②張り紙は最低限にする
続いて、会社でよく見られる「壁の張り紙」についてです。
檀さんは、壁にたくさんある紙を見て、「迫られている感じがする」と伝えます。
断捨離のポイント2つ目は、
- 張り紙はあってもよいが、最低限の枚数にすること
- 張り紙は、期限を決め、定期的に張り替えること
職場によくある張り紙は、「ただ貼られている状態」になっていないかチェックです。圧迫感があるなら、外すことを考えましょう!
ポイント③職場に私物は置かない
檀さんは、「家庭」は「命を育む」場所、「職場」は「経済活動を生み出す」場所と話します。
その上で、「職場」は「成長の意欲が湧く空間」にすべきと、断捨離の「目的」を再確認します。
スタッフルームには、もう1点、厄介な問題がありました。
なんと、部屋の一角に「社長専用のスペース」があること。
ここに、社長の私物が堂々と置かれていたのです。
このことは、誰も口出しできず、触れることもできない状況。
こうへいさんが切り出すと、社長自ら断捨離に取り掛かることになりました。
ここには、社長が、水泳の指導のためにコツコツと集めた本が大量に並べられていました。
これを全て取り出し、1つずつ判断していこうとしますが・・・
「どれも役立つ内容」と話し、なかなか決断ができません。
すると檀さん。
「心に入っていませんか?本当はなくても大丈夫」と話します。
この言葉をきっかけに、社長は潔くすべての本を捨てることを決断できました。
「あるから読み返したくなる」は、本あるあるです。学んだことは、心にしっかり刻まれているはず。本当に必要なら、また買えばいい!
職場から、私物を取り除いたことで、「社員のためのスペース」を広げることができました。
そのほかのポイント
他にも「役立つポイント」がありましたので、少しだけご紹介しておきます。
- 窓を開ける(風を通す)
- 他の人のモノは勝手に処分しない
- 情報共有と役割分担
窓を開ける(風を通す)
何年も閉めっぱなし状態の窓。
檀さんは、「窓を開け、風を通すこと」を提案します。
やましたさんも、過去放送回においては、度々「窓を開ける重要性」を話していました。
気分的に明るくなるし、部屋の印象もがらりと変わります。
まず「窓を開け、風を通せる状態」を作るのは、とても重要。
断捨離の際は、「窓を遮断しているモノ」がないか、チェックしてみましょう。
他の人のモノは勝手に処分しない
「他人のモノを勝手に処分しないこと」は、断捨離の基本です。
特に職場では、「共用のモノ」が多いです。
1人で判断して、強引に進めるのは良くありません。
少しでもわからないものは、わかる人に確認して処分すること。
これは「家庭」においても、同様です。
「断捨離で衝突しないためのポイント」については、こちらの記事を参考にしてください。
情報共有と役割分担
すっかり断捨離熱が入ったこうへいさん。
あろうことか、勝手に断捨離を進めてしまい、数名のスタッフから大クレームを受けることに。
例えば、1年分の書類を処分してしまったり、モノの場所を変えてしまったり・・。
この件で1人孤立してしまった、こうへいさん。
見かねた社長がミーティングを開きます。
すると、スタッフからは、厳しい意見が多く出ました。
「まず情報共有すべきだった」という声に、何も言えないこうへいさんでした。
しかし、断捨離については、みな前向きに捉えていました。
改めて、皆でルールを決め、協力して断捨離を進めていくことにします。
最後は、こうへいさん主導で、全員で役割を決めて断捨離を終えました。
こうへいさん自身も振り返っていたとおり、職場の断捨離では、「情報共有と役割分担」が重要です。
職場で「協力を得ること」は、必須条件と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、職場環境を改善するための断捨離物語でした。
スタッフ同士が衝突するシーンもありましたが、最後は全員で協力して断捨離を進められたのが印章的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
【→ポイントに戻る】
最後にやましたさんは、スタッフ同士で「揉めたプロセス」が大きかったと評価します。
「揉めた事実」を、うやむやな状態にしてしまえば、環境は変わらないままで終わってしまう。
今回は、アメリカ帰りのこうへいさんが、「かき回す役」を担ったことで、スタッフ同士が本音でぶつかるきっかけができました。
この「揉めたプロセス」が、断捨離を大きく成功させる要因となったのです。
躍動感が生まれるきっかけになったと思う
過去の習慣に固執するのは、非常にラクです。「変えたい」と思いつつも、プロセスが面倒で、そのままにしてしまうパターンは多い気がします。(家庭も、またしかり)
今回の断捨離で、スタッフ同士の関係性も良くなり、働きやすい環境も生まれました。
そして、相乗効果で「全国大会優勝」という成績にも直結。
断捨離を大成功で終えることができました。
断捨離のもつ力の凄さを、改めて実感しました。
番組では、他にも「服を持たない生活」について、紹介されていました。
中高年が捨てにくいモノの第1位は「洋服」という調査結果があります。
「服を持たない生活」には、「定額レンタルサービス」がおすすめです!
※番組内では、「airCloset」のサービスが紹介されていました。
上記の参考記事では、各社の比較(メリット・デメリット)についても記載していますので、よければ参考にしてください。
働く女性には、「Rcawaii」をおすすめします!可愛い服から大人っぽい服までバリエーションが多く、飽きずに楽しく服を選ぶことができました。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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