こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年11月1日放送回(第92回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、モノへの執着心が異常に強いともこさんの断捨離物語です。
>>過去の放送回の内容・感想は、こちらからご覧ください。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 空間の確保を優先
- 執着に秘められたドリーム
- 手元に置いて愛でる大切さ
過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
執着心の強い母、再び断捨離に挑戦!
今回の出演者は、千葉県浦安市にお住まいの、ともこさん(73)です。
夫に先立たれた現在は、1人で暮らしています。
2021年3月1日(第62回)放送では、とにかく凄まじい断捨離バトルがありました。
モノを外に出しても、すぐに引っ張り出して戻してしまう母。
娘たちは、ギブアップ寸前でした。
あれから半年。今回、2度目の断捨離に挑戦することに。
リビングは片付いた状態をキープ。広々と使えるようになっています。
しかし、リビング以外の部屋は、まだモノで溢れている様子です。
次女のめぐみさんは、もう一度断捨離を持ち掛けます。
ともこさんも「断捨離を真剣にやりたい」と前向きな様子です。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
ポイント①空間の確保を優先
やましたさんが訪問します。
ともこさんの「モノへの執着心」。まだ強い状態であることを確認します。
そして、今回の断捨離で優先すべきは、もっとも危険な場所である「寝室」と判断します。
布団を敷いて寝ることはできるものの、モノがまだ多くあり、上からモノが落ちて来る危険があります。
今回の断捨離の作戦は、このようにしました。
✓ ともこさんの寝室を、安全な場所にする
✓ 寝室から取り除いたモノは、一度2階に運ぶ
✓ 一部屋ずつ、順番に断捨離を進める
まずは寝室の断捨離に着手します。
寝室に置いてあるモノを、次の3つに分類していきます。
- (そのまま)置いておく
- 2階に移動する
- 捨てる
やましたさんと協力して、断捨離を進めます。
しかし、4時間かけて「捨てる」ことができたモノは、なんと”0″個。
結局、ほとんどのモノを2階に移動させて、初日の断捨離は終了しました。
これは、前途多難の予感です。皆の表情に、前回の断捨離の悪夢がよぎります。
ポイント②執着に秘められたドリーム
やはり、想像以上に強い執着心を持つ、ともこさん。
これほどまでに強いモノへの執着はどこからきているのでしょうか?
実は、ともこさんには憧れの女性がいました。
それが、随筆家の「白洲正子」です。
家にある家具や食器など。
白洲正子の審美眼に憧れ、長い年月をかけて集めたモノであったことがわかりました。
ともこさんには憧れがあり、ただ闇雲にモノを集めていたわけではなかったのです。
「いつか憧れの世界を実現したい」と、モノを手放せない、母。
「安心・安全な環境の暮らしを実現してほしい」と願う、娘たち。
お互い一歩も譲らず、断捨離は平行線。
結局、1ヶ月の断捨離期間で捨てることができたモノは、2枚の”ござ”だけでした。
強い執着心の裏には、理想とする美意識があったことがわかりました。とはいえ、やはりモノが捨てられない、ともこさんです。
ポイント③手元に置いて愛でる大切さ
1ヶ月の断捨離期間が終わり、再びやましたさんが訪問します。
どうしてもモノを捨てることができなかった、ともこさん。
古い物が好きで、古い物に愛着を感じてしまう
これに対し、やましたさんは、
その古くて味わいのあるモノを、これから活かしていこうと思うならば、やっぱり選ばないといけない
このように伝えます。
そして、残したモノについては、
古くて味わいのあるモノが1軍から10軍まである
このように言い、「1軍だけを残そう」と持ち掛けます。
1軍だけを残し、戦力外通告をするのは、つらい行為です。
でも、そのつらい気持ちを味わってほしいと伝えます。
そこで、最後に、部屋の一角の収納スペースだけを断捨離することにします。
いわば、「1軍選びのトレーニング」です。
すると、ともこさん。
あれほど捨てられなかった、大量の衣類を次々に手放す決意をします。
そして、見事、収納スペースを空っぽにすることができました。
最後は、漆塗りの赤いテーブルが1つ残りました。
表面に傷が入っており、危ない状態の机です。
実は、このテーブル。前回の放送で、ともこさんがかたくなに捨てることを拒否。
結局、「修理して使う」とし、捨てずに残しておきました。
しかし、修理することもなく、収納スペースに押し込まれたまま、半年が過ぎていました。
やましたさんとのやり取りの中で、なんと本物の漆塗りではなかったことが判明。
今回、ようやく処分を決心できました。
普段から「手入れ」をきちんとしておけば、もしかしたら、もっと早く気付いていたかもしれません。
お母さんは、最後にこう振り返ります。
常に手入れをするっていう意識を持って、毎日生活していきたいなって思います
まとめ
いかがでしたか?
今回は、モノへの執着心が異常に強いともこさんの断捨離物語でした。
やっぱり執着心がすごかった!
しかし、最後にはモノを”愛でる”大切さに気付けたことが印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
空間に対して希望を抱けるようにイメージを持つことが重要
これまでは、「モノを集めること」に対し、希望を見出していた。
しかし、これからはそうではなく。
「空間がどうなると嬉しい」、「どうなると何ができる」といった形で、「空間に対して希望を見出していく」ことが大切だと言います。
最後の「1軍選びのトレーニング」で、モノを次々に手放した姿が印象的でした。モノは使って、手入れしてこそ意味がある。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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