こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2024年4月23日放送回(第209回)の内容・感想をまとめます。
今回は、居酒屋女将の再出発の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 震災後、物が捨てられない!
- お店のリニューアル!
- 新しいステップに行くため、捨てていい物
それでは、どうぞ!
石巻発 震災で逝った姉との約束 居酒屋女将の再出発
今回の出演者は、宮城県石巻市にお住まいの、せいこさん(66歳)です。
13年前に故郷の石巻に戻り、姉と「居酒屋を開こう」と相談していた矢先。
東日本大震災に見舞われ、その姉と母を亡くしました。
癒えることのない悲しみの中でも、姉との約束を果たそうと一念発起。
友人や近所の方たちの協力も得、始めたのが酒房「さくら」です。
家族を失い、絶望の日々。それでも、震災から2年後に店を開くことに。
しかし、
いろんな物、物資いただいた物が捨てられない。本当にゼロだったから
震災で価値観が変わり、物を捨てられなくなったと話します。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
物で溢れた店内。座席の下にも、物がギッシリです。
やましたさんは、これを見て、
(お客さんが)どうしたら楽しんでもらえるかっていう発想からスタートしないと
そもそも、「お客さんが来ない」という前提で考えてしまっていると話します。
新型コロナの影響で、客足がそこから減っていました。
ここに来たら明るい気持ちになるようにしたらいいよね
断捨離で目指すは、明るい小料理屋さん!
断捨離スタート
まずはお客さん用のテーブルの下から。
座るところなのに、物がパンパンです。
椅子やテーブルの下には、使わない物ばかり。
思い切って、さようなら。
「お店を物置と思っているから、お客さんが来ない」とやましたさん。
誰が物置に来る!?
との厳しい言葉も、せいこさんの再出発のため。
こうして、物を減らしてみると、テーブルやいすの下がスッキリ。
続いては、カウンタ―への出入り口。
ここも、スムーズに通れない状態でした。
カウンタ―の下には、家電や調理器具の数々。
使わない物は思い切って処分することに。使っていなきゃ意味がない!
そして、店内を隠すような飾り付けもすべて外し、外から店内が見えるように。
こうして、お店がパッと明るくなりました。
この日だけで大量の物を処分!
ものすごく仕事がしやすくなるよ
「楽しんでください」と言って、やましたさんは帰りました。
断捨離開始から、2日目。
この日は、キッチンに取り掛かります。
食器や鍋が山積みになっています。
コツコツと表に出していくと、あっという間にカウンターが埋まってしまいました。
やましたさんからは、「3分の1」の量に減らすのが目標と言われました。
品のある食器や、店名の”さくら”をイメージしたものを残して、それ以外はさようならすると決めました。
こうして、ギチギチだった棚が取り出しやすくなり、どこに何があるのか分かるようになりました!
次は、調理器具です。
最大で10人のお客さんを収容できる店内で、大きな鍋は使わない!
腹を決めて、断捨離していきます。
物が減ったら、汚れが目立ってきました。今度は、お掃除。
壁の汚れともさようなら。
大工仕事も自分の手でやってきた、せいこさん。
この際、思い切って壁紙を変えようとしていました。
断捨離開始から、8日目。:協力者、続々と登場
断捨離開始から、8日目。常連さんや友人がお手伝いに来ていました。
翌朝8時。壁の張り替え作業がスタート。
壁紙を、店名に合わせた”さくら”の色に変えることに。
張り替え後、店内がパーっとさくら色に変わり、とても華やかな印象になりました。
お姉さんと思い描いた小料理屋さんまで、あと一歩です!
1か月後:断捨離終了!姉との約束の店
雑多に物が溢れた居酒屋が、物が減ってとてもスッキリ!
さらに、テーブル変わりにソファを新調。落ち着ける空間になりました。
震災後、お店をスタートさせて10年。ますます、店内の”さくら”のイメージが鮮明に。
せいこさんも、やる気満々です。
やる気が起きました
これにて、断捨離終了です!お疲れさまでした\(^o^)/
番組を観ての感想
お客さんにとっても、せいこさんにとっても居心地のよい空間へ!
東日本大震災で姉と母を亡くした、せいこさん。
度々、放送中に涙するシーンもありました。
「お店は3人(母と姉と)でやっている気持ち」とも話されていました。
震災で物への価値観が大きく変わり、
お客さんを迎える場所なのに、物でいっぱいの空間になってしまいました。
やましたさんからの言葉に、お店を居心地のよい空間にしようと決意。
断捨離で物が減って、お客さんだけでなく、せいこさん自身にとっても、居心地のよい空間を手に入れることができました!
さらには、お店をよりよくするためのリニューアルにまで、踏み切りました。
空間ができ、思考の扉が開いた結果と感じました。
たくさんの支えもあり、これからさらに、明るい未来を思い描けそうです!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、居酒屋女将の再出発の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
命が助かるために受けた物資は、生活を立て直す時には違ってくる
「新しいステップに行くために今までのことは捨てて構わない」
「必要な時には、自分で何とかできる」
「必要な時には、誰かが助けてくれるという気持ちを育んでいる」
これが、断捨離の減災効果だと思っている。
震災で物への価値観が大きく変わった方、せいこさん以外にも多くいらっしゃると思います。しかし、その時によって必要な物は変わっていきます。今の自分にとって、何が必要な物なのかを考えるようにしたいです。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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