こんにちは、まちゃりさです。
今回は、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2021年5月31日放送回(第71回)の内容をもとに、断捨離への活用ポイントについて解説します。
今回は、多趣味でモノが捨てられない59歳女性の断捨離物語です。
この記事を書いている私は、ミニマリストです。
断捨離のやり方を学ぶため、毎週「ウチ、”断捨離”しました!」を観て勉強しています。
忙しくて観る時間がない方や、断捨離のコツやポイントについて知りたい方のために、放送回ごとのポイントをご紹介します。
今回の放送回を、3点でまとめました。
気になる方は、以下からチェックしてみてください↓
また、過去放送回の内容、感想は以下の記事でまとめています。
それでは、どうぞ!
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていきます。
モノと向き合い、「今の自分にとって大事なことは何か」と向き合うことで家族に密着するドキュメンタリー番組です。
多趣味でモノが捨てられない!
今回の出演者は、東京豊島区にお住いの「たえこさん」(59歳)。
マンションの1室で独身生活を送っています。
フリーランスの編集者の仕事をしています。
コロナで仕事が半減したことをきっかけに、「過去のモノとの決別で道を切り開きたい」と断捨離を決意します。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
活用ポイント3選
断捨離への活用ポイントを3点にまとめます。
順番に解説していきます。
過去の証拠品に気付くこと
やましたさんが訪れます。
まず、趣味のモノで溢れている棚の断捨離に取り組みます。
どうやら、たえこさん。
スペースがありさえすれば詰め込む癖があるようです。
また、たえこさんは以前も断捨離に取り組んできましたが、「これはちょっと捨てられない」と元に戻してしまうと言います。
これに対し、やましたさん。
捨てられない原因は、自分がこれまで懸命にやってきた証拠品だからだと言います。
今までの自分が消えてしまう心もとなさとの葛藤が現れている
過去にこれだけ頑張った自分を表してくれるモノを捨てるのは辛いという気持ちはわかります。
そして、やましたさんはたえこさんに確認します。
誰に証明しようとしているの?
現在使用していませんが、過去に頑張ってきた証明としてのモノたち。
それを取っておくことで、誰に証明しようとしているのかを問いかけます。
これに対し、たえこさん。
フリーランスという仕事面の苦労を吐露します。
私だって頑張ってきたのよっていう部分があって・・・
やましたさんは、社会で女1人で生きていく苦労に寄り添いながらも、すべては今の自分の捉え方次第であることを伝えました。
- 自分のことを「大した存在じゃない」とみなしているのも自分自身
- これからの将来を不安に思っているのも今の自分
そして、
今の自分がご機嫌になる空間にしてあげる方がずっと早道
このように伝えます。
心地よい空間を作れば、おのずと不安から解放されるということです。
以前の放送回(第59回)でも、部屋の状態は「不安な気持ち」、「過去の何もかもを一緒に連れていきたいという気持ち」を表しているということを学びました。
部屋は自分の心の状態を移す鏡!
「捨てられない」でなく「捨てない」
趣味のモノで溢れた棚の断捨離を開始します。
しかし、たえこさん。
趣味の舞台の本やパンフレットがどうしても捨てられないようです。
これも捨てられない・・
これを見ていたやましたさん。
誰が「捨てられない」って思っているの?
このように声をかけます。
これに対して、たえこさんは他ならぬ自分自身だと気付きます。
やましたさんは、言葉遣いを変えることを提案します。
「これは捨てない」
捨てることも捨てないことも自分の意思で決めることが大切。
つい、「捨てられない」と言ってしまっていませんか?
確固たる意志の下で、モノを取捨選択していくことが大切です。
▼モノの取捨選択の2つの軸について
今本当に必要なモノは何?
友人にも協力してもらいながら、1ヶ月間断捨離を進めるたえこさん。
1つずつのモノと向き合う中、2種類のモノがあることに気付きます。
- すぐに捨てることを決断できるモノ
- 捨てることを決断できないモノ
洋服や、楽器などは迷うことなくどんどん捨てていくことができました。
一方で、趣味で集めた食器は、なかなか数を減らすことができません。
食器の数を減らすことができませんでしたが、
食器を残すために別のいらないモノを捨てる
このような決断をします。
空間には限りがある。何もかも取っておくことはできません。
大切なモノ(今の自分をゴキゲンにしてくれるモノ)を残す代わりに、今使用していないモノを手放すことを決断しました。
まとめ
いかがでしたか?
今回の断捨離は、59歳フリーランスの女性が本当に今必要なモノを見つめ直す断捨離でした。
「趣味のモノ=どれも好きなモノ」です。
難しいながらも、自分の価値観と向き合い断捨離を進める姿が印象的でした。
今回のポイントは、次の3つでした。
1つ目は、過去の証拠品としてのモノの存在に気付くこと。
2つ目は、自分の意志で決断すること。
3つ目は、本当に必要なモノを取っておくために、いらないモノを手放すこと。
この3つでした。
最後にやましたさんは、このように締めくくっています。
過去の経験は、今の心もとなさを埋める物
自分の存在を証明するものは捨てられないのは、誰しも同じだと言います。
ですが、そればかりに囚われていれば「今」がなくなっていく。
私たちは、自分が「今」大切にしている価値観と向き合い、何を残すかを考えていく必要がありそうです。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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