こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2024年10月29日放送回(第234回)の内容・感想をまとめます。
今回は、両親の遺品が放置された家の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 捨てるに捨てられない物たち・・・
- 全部判断が”保留”になっている
- 始末をするのは自分という覚悟
それでは、どうぞ!
生前のまま“放置された家”見て見ぬフリから脱出せよ
今回の出演者は、東京都練馬区にお住まいの、しょうこさん(52歳)です。
築50年ほどの一軒家で暮らしています。
かつて6人家族で暮らしていた家ですが、
今では、祖父母両親も亡くなり、兄と子供と暮らしています。
しょうこさんはバツイチ。
26歳で結婚し、17年前、35歳で離婚。娘を連れて実家へ戻ってきたのです。
捨てるに捨てられなくてしまってある状態
お父さんは、3年前に亡くなり、後を追うようにお母さんは2年前に亡くなりました。
2階建ての家ですが、1階はほとんど使っておらず、生活圏は2階になっています。
1階には遺品がたくさんあり、いつまでも放ってはおけないと考えていました。
思い出の物とか両親が使っていた物を捨てるのは忍びない
思い出の物を捨てるのはなかなか難しい。
それでも、娘のためにと断捨離を決意したのです。
私たちの代できれいにして住みやすくしないと娘が大変になってしまう
母の部屋だった和室は、物が多かった部屋でしたが、しょうこさんなりに断捨離。
でも、母のちぎり絵作品が押入れに大量に残されていました。
しょうこさんは、これ以上自力で手をつけられません。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
見て見ぬフリを辞めて断捨離!
やましたさんが訪問。
いきなり玄関に問題があると言い出しました。
ガーデニングで使った汚れた皿が置きっぱなし。
あれもこれも放置している状態に強く疑問を感じている様子。
全部判断が保留なの。かもグッズ(と私は呼んでいる)
この家の問題は、判断(の蓄積)によるもの。
断捨離の手始めに選んだのは、玄関。
枯れた花も放置した状態でした。
これに気付かないくらい、感覚が麻痺しているとやましたさん。
そして、玄関と同じ状態が、家全体になっていると指摘。
玄関の上の物を一度全部おろしてみます。
飾りたい物を1つだけ選んで
しょうこさんが選んだのは、お父さんの木箱でした。
こうして、飾りたい物を絞った結果、玄関が見違えるほど美しく!
ここで、やましたさんからは断捨離のアドバイス。
断捨離をするときは、小さいところを1か所ずつ
最初に玄関を断捨離したのは、「これならできる」と気付いてほしかったからでした。
続いて、台所!
しょうこさんの両親は、物を溜め込むタイプ。
部屋が雑然としていても気にしなかったのだそう。
戸棚の中にぎっしりと物が入っていましたが、中の物はほとんどを断捨離。
空いたスペースには、備蓄品などのすぐには使わない物の待機場所としました。
こうして、台所も大変身!一目で中身がわかる棚が完成しました。
やましたさん、しょうこさんに次々と判断を促していきます。
判断を保留にせず、すぐに決断する。
その感覚が、しょうこさんにもようやくわかってきた様子。
使わない食器をどんどん断捨離していきます。
残した食器は、見栄えがいいように飾りつけ。
そんなとき、ある物を発見!
芽が出ているさつまいもです。お兄さんが育てているかもとのこと。
だったら飾ろう!
なんと、インテリアとして飾ることに。
こうして、1日でスッキリとした台所。
ティータイムを楽しむことができそうな空間になりました。
こんな中で生きていたんですね
でも、家の中には、まだまだ両親の物が眠っています!
そう、本当の戦いはここからだったのです!
断捨離開始から、2日目。:見て見ぬフリを辞めて断捨離
断捨離から2日目。
しょうこさんは、やる気満々!
廊下の納戸に手を付けます。
中には、しょうこさんが溜め込んだ物も入っています。
「使えるけど今使っていない物」も潔く捨てることに。
納戸に入っている傘は、なんと50本にもなりました!
必要な分だけ残し、他は全て断捨離。
お掃除グッズもたくさん出てきます。
使えるからと溜め込んだ物が次々と。
この納戸の中身を空にし、靴箱とすることに決めました。
そして、履いていない靴を大量に処分。
未練を断ちたい
判断を保留にするのは、しょうこさんの昔からの癖です。
芸術肌の両親は、個人主義一家でした。
褒めてもらえずさみしかった記憶が、しょうこさんにはあります。
「趣味を仕事にしたい」と意気込んだものの、夢は”保留”の状態・・・。
優柔不断な自分を断ち切るように、靴を次々と断捨離していきます。
こうして、納戸は機能的な場所に生まれ変わりました!
未練を断ち理想の家作りへ
次は父の部屋。
タンスの上の箱をどかしてみると、父の作品が出てきます。
壁の時計も、止まっていることにも今気付きました。
しょうこさんは、気付き始めていました。
「見えないのは、見ないようにしてきたから」
片付けなかった後ろめたさが、見て見ぬフリにつながっていたことに気付きました。
そこへ、共通の趣味を持つ友人たちがお手伝いにやってきました!
みんなで断捨離!
大量の本は、人海戦術でまとめてもらいます。
他にも、父がまとめた漢文の研究ノート等も出てきました。
教養ある人だったことがわかります。
父に対する見方が変わりますね
本は、リサイクルショップに買い取ってもらうことに。
大事にしていた弥勒菩薩は、床の間へしっかりと飾ることができました。
部屋がようやく片付いて、きっとお父さんもホッとしていることでしょう!
こうして、父の部屋だった部屋は、新たな空間へと生まれ変わりました!
ここをどう使うかは、今を生きるしょうこさんはじめ家族の自由です。
断捨離開始から、10日目。:思い出は胸の中に!母の作品を断捨離
今回の最大の難関。お母さんの作品と向き合う日がやってきました!
押入れから、作品を出して並べていきます。
その数、30点近くにのぼりました!
思い出は胸の中に収めたい
どれもすてきな作品ばかり。
それでも、しょうこさんはお別れし始めました。
お母さんが大事にしていた材料の和紙も断捨離。
ついに、最大の山をついに乗り越えることができました!
作品の中で残すことにしたのは、特に思い出のある6点。
しょうこさん、判断を保留にする癖を、ついに卒業!
断捨離した物で、部屋や廊下を埋め尽くされていました。
残したのは、ケース2つ分だけ。
断捨離、最終日!:生まれ変わった家で動き出す自分の時間
やましたさんと取り組んだ玄関は、光が溢れるさわやかな空間へ!
お父さんの部屋だった部屋も見違えました!
どう使っていくか、しょうこさんはアイデアを温めている最中です。
しょうこさんの中で、止まっていた時計の針が動き出した様子。
自分たちの代の家になっていくんだなっていうのをすごく実感しました
これにて、断捨離終了!
自分の物ではなく、両親の物を断捨離するのはとても勇気のいることだったと思いますが、
最後までやり遂げたしょうこさんの姿に勇気をいただきました!お疲れ様でした\(^o^)/
番組を観ての感想
判断の先送りを卒業!
今回は、ご両親の物をずっと放置してきた、しょうこさんの家の断捨離でした。
一番面倒なのは、”判断すること”。
本当にそのとおりで、この判断を先送りにする癖に気付いたことから始まった断捨離でした。
私も判断を先送りにしてしまうこと、しょっちゅうです。
でも、そのことに気付いたときから、断捨離がすごくやりやすくなったのを覚えています。
まずは、判断の先送り癖に気付くことから。
そして、判断から逃げないこと。
すぐに判断する癖をつけていくこと。
ここから断捨離は始まります!
そして、一気にやろうとしなくていい!
小さな一歩。目の前の山から手をつけ始めてみましょう!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、両親の遺品が放置された家の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
始末をするのは自分なんだという覚悟
「手作りという思いがこもった物と向き合うのは大変だったと思う」
「本当によく頑張られた」
「空間の取戻しと同時に自分の取戻し」
「自分の人生の希望の方に意識が向いていくと思います」
普段使っている物ではなく、思いのこもった作品を断捨離する勇気。相当だったと思いますが、しょうこさんはやり遂げました!これからは、自分の人生へ向かって、ぜひ希望の一歩を歩み出していってほしいです!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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