こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年10月25日放送回(第138回)の内容・感想をまとめます。
今回は、効率重視な高学歴ママの断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 効率の良さが、美しさと快適さを損なっていた
- 考えるより、まず行動!
- 物は自分の思いの象徴
それでは、どうぞ!
効率重視の”高学歴ママ”夫婦にホンネは必要か?!
今回の出演者は、東京・杉並区の閑静な住宅街にお住まいのあやさん(37歳)。
2LDKのマンションに夫婦と2人の子どもと4人で暮らしています。
共に東京大学大学院を修了している、エリート夫婦!
結婚後も大学院で研究したり、シューフィッターとして活躍したり、夫婦2人でDINKS生活を満喫していたところに双子を授かったことで生活が一変。
苦手な家事をこなすため合理的な家具の配置や動線を試みるものの、いまひとつしっくりこないうえに、双子の世話は2倍大変。
数ヶ月後に迫った引っ越しを機に、持って行くものを選びスッキリしたいと断捨離を決意します。
最大の問題は、物で埋まった倉庫部屋。天井までぎっしりと詰まれた収納ボックスは、計33個もあります。
悩めるあやさんの心、断捨離で解決できるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
効率を優先したリビングも、特に指摘はなし。
散らかっている子供部屋も、問題なしとのこと。
やましたさんが問題視したのは、効率を重視した”洗面所”でした。
効率の良さによって、快適さと美しさを失っている
しかし、「美しさのために、時間がかかるのは嫌」と言うあやさん。
これをやましたさんは逆と伝えます。
「ここが広くて通りやすくなったら動くのが嫌じゃなくなる」
「片付け自体が楽しくなる」
しかし、あやさんは納得しません。
「これが嫌だ」とそこまで感じていない場合は?
これにやましたさんは、
きれいになった世界を忘れている
と返しますが、それでもあやさんは、やましたさんの説明に納得がいかない様子。
続いて、問題の倉庫部屋へ。
窓を塞いだってことで、すでにアウト。入る気しないでしょ?
窓は収納ボックスで埋め尽くされてまったく見えないし、開けられる状態ではありませんでした。
何からやっていいかわからない
こう話すあやさんに、やましたさんは、
新しい家には、新しい家の大道具・小道具が必要
そして、収納ボックスは持っていく必要がないと断言します。
これを、「頭では一応理解している」と話すあやさん。
これにやましたさんは、考えるより、まずは行動することを伝えます。
行動すればするほどクリアになっていく。「考えがまとまったから行動」じゃない
それでも、あやさんが納得しないまま1時間が過ぎようとしていたところ・・・。
「じゃあやってみる」って一言もいわないの!!
どうしたらいいんだろう・・・
とにかくいらないと思った物をゴミ袋に詰めるだけでしょ
自分を自分で痛めつけているような人の姿を許せないの
あの部屋関係なくても自分を痛めつけている
どこまで頑張っても(自分に)丸をあげられない
やましたさんに叱られ、このままじゃいけないと気付いた様子のあやさん。
行動あるのみ、いくよ
とのやましたさんの号令で、断捨離開始です!
物置部屋の断捨離スタート!
まずは、やましたさんが床に置いてある衣類や本を移動し、作業スペースを確保していきます。
あやさんは、着られなくなった子供服などをゴミ袋へ。使わないおもちゃも処分していきます。
いざ始めてみると、いらない物がどんどん見えてくる!
これが、まずは行動してみることの意味ですね。
床の物が見えてきたところで、あやさんの手が止まりました。
「これは夫の物なので、私は判断できません」
「これも夫のたぶん「いる」っていう物」
と、次々に保留としていきます。
やましたさんは、夫婦で話し合い、自分が断捨離を請け負う方法もあることを説明します。
「大事なものは何か教えてくれる?」(と聞いて)それ以外はいらないなら、捨てるという行動は私が肩代わりするよ(と伝える方法)
しかし、あやさんは、
夫はやさしい人だけど、本音で話すのがお互い苦手になっていて・・・
なんか怖い
と夫と本音で話すことが怖いと吐露します。
これにやましたさんは、
イメージして。この空間があやさんの心の空間だとしたら、これだけため込んじゃったってことだよね。だから気持ちもため込んでいたってこと
しかし、その原因がわからないというあやさん。
やましたさん曰く、ため込んだ物を減らす行動を続ければ、そのうち答えが見えてくるとのこと。
さて、この日は、ついに収納ボックスの山を崩すところまでたどり着きました。
そして、全面とまではいかなかったものの、窓を開けるところまで到達!
でも、あやさんはどこか浮かない表情のままでした・・・。
どうやら、夫婦の間に問題がありそうです
断捨離開始から、10日後
あやさんは、時間を見つけては、断捨離に取り組んでいました。
”考えるより、まず行動”とのやましたさんの言葉を胸に、収納ボックスの中身に手をつけていきます。
出てきたのは、結婚前はじめさんがプレゼントしてくれた、アクセサリー。
「これ見てたよね」とプレゼントされた物でしたが、あやさんには、何のことかわからない。
でも、せっかくのプレゼントだから、大事に残してきた物。
しかし、使う予定が今後もないので、断捨離していいかを夫に相談することに決めました。
その3日後、はじめさんとの関係をこじらせてしまうのです・・・。
断捨離開始から、2週間:かみ合わない夫婦・・・原因は?
今日は、夫のはじめさんも仕事が休み。夫婦で力を合わせて断捨離を進めていきます。
物置部屋は、2人の思い出が詰まった棚を整理。まずは、いらない物を外に出していきます。
夫は、銀行マン。忙しいながらも家事や育児に積極的にかかわる優しいパパでもあります。
はじめさんは、即断即決!本や書類をどんどん断捨離していきます。
対照的に、あやさんはじっくり考えてから判断していくタイプ。
雲行きが怪しくなったのは、棚が半分ほど片付いた頃でした。
”棚を残すか、処分するか”で、揉め始めてしまいます。
夫のはじめさんは、棚を処分していいと思っている。
一方のあやさんは、はっきりと理由は言いませんが、棚を処分したくないみたい。
どこに入れるの?新居の
はじめさんは、業を煮やし、棚板を持っていってしまいます。
番組スタッフが、あやさんに棚を処分したくない理由を問いかけます。
モヤモヤした気持ちをなくすために断捨離をしているけど、棚を捨てることが今は目的になっていて、楽しい気持ちで取り組めていないから逆転している
どうやら、はじめさんと楽しく断捨離できないことが不満な様子。
その気持ちを、思い切って話してみることにしました。
「せっかく断捨離するのだから、楽しくやりたい」「悩む自分に寄り添ってほしい」と本音をぶつけたところ、
何が楽しくないのかがこっちはわからない
はじめさんは、何でも捨てればいいと思っている。けれど、あやさんが納得しない原因は、自分の説得の仕方が悪いためと思っている様子。
すると、あやさん。
少し混乱しているのか、あの捨てようか迷っていたアクセサリーを持ち出すと、その勢いのまま、捨てていいかをはじめさんに尋ねにいきました。
はじめさんは、しかめっ面で「いいんじゃない」と一言。
ちょっとこじれてしまった夫婦関係。一体どうなるでしょうか?
やましたさん再訪まで残り2週間
断捨離も、いよいよ追い込みに入っていました。
物置部屋には、まだだいぶ物が残っています。しかし、収納ボックスは半分以上減らすことができました。
あやさんの表情も明るくなっていました。何か解決したでしょうか?
もっと仲良くなりたいとお互いに思うことは大事だし、大切だし、なくなっているわけじゃないけど、思いすぎている
思い切って素直な気持ちをぶつけたものの、かえって関係をこじらせてしまった。
改めて考えた結果、自分の気持ちを押し付けるだけじゃダメと気付きました。
”夫婦には程よい距離感が必要”
これが、今回行動してみてたどり着いた、あやさんの答え。
子供たちが帰ってきたところで、断捨離の総仕上げ!
「子供に危険」とキッチンを囲っていた柵を、思い切って、みなで断捨離しました。
1か月後:やましたさん再訪
全然印象が違う 違う家に来たみたい
リビングは、かなりスッキリして別の家のようでした。
ただ、洗面所の断捨離には、少し時間が足りなかったようですが、
こっちの部屋がこれだけスッキリすると気になってくる
と、洗面所は今後の課題としました。
さて、問題だった物置部屋。
収納ボックスは、新居に持っていく分だけ残したら、たったの11個に減りました。
これには、やましたさんも大絶賛!
あやさんから、夫との関係について報告がありました。
私は本音を言うというのは、2人の関係が良くなるために必要だと感じていたんですが、夫はむしろ「それは嫌だ」「どうしても避けたい」という価値観だったのに気付いて、無理強いするのは本末転倒だと思い・・・
「自分の価値観を受け止めてもらおうとするから悩む」
「自分の価値観を投げることをお互いがやめたらすごい楽になる」
とはいえ、わかってほしいと思う気持ちを理解したうえで、
「その承認欲求が過剰になっていないか」「断捨離は何もかも捨てるわけではなく、過剰な部分を捨てていく」
と、断捨離も夫婦関係も、程よい加減がよいということを伝えました。
番組を観ての感想
効率による犠牲は、大きかった!
これまで、見栄えも気にせずにとにかく効率を優先してきた結果のレイアウト。
今回の断捨離で、やましたさんは、
効率の良さによって、快適さと美しさを失っている
と伝えていましたね。
このとき、あやさんは納得していませんでしたが、1ヶ月の断捨離を終えて、
こっちの部屋がこれだけスッキリすると気になってくる
と、洗面所も断捨離で快適にしたいと気持ちを新たにしていました。
あやさん同様、時間がなくて、効率を追求した部屋にしている家庭もあるかとは思います。
しかし、それが同時に、”美しさ”だけでなく”快適さ”も損なっていることを忘れてはいけません。
また、断捨離で物を減らすことで、さらに効率的な生活ができることもあります。
一度自分の部屋を客観的に見直し、断捨離の必要がないかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
今回は、効率重視な高学歴ママの断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
物ってやっぱり自分の思いの象徴
物で自分の気持ちに蓋をしようとしていることは、結構ある。
あやさんの気持ちに蓋をしていた象徴が、今回の物置部屋でした。
断捨離は、この気持ちの蓋を取っていく行為。
そして、蓋をとっていくと、自分の本当の気持ちがわかってくる。
それを通り越して、自分らしくいられる世界がきっと待っていると振り返りました。
物で気持ちに蓋をしていた、あやさん。断捨離で、蓋をしていた本当の気持ちに気付くことができました。これからは、ますます自分らしく生きていけそうです!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
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