こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2022年9月5日放送回(第132回)の内容・感想をまとめます。
今回は、溜め込みグセがあるママの断捨離物語です。
思い出のランドセルを素敵なアイテムにリメイクする方法についてもご紹介します。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 判断の先送りで、家が大混乱!
- ”ダブル収納”の解消へ!
- ランドセルをすてきなアイテムにリメイク!
それでは、どうぞ!
8人大家族!将来が不安で溜め込んだ結果、大混乱!
今回の出演者は、千葉県葉山町の閑静な住宅街にお住まいの、あづみさん(38歳)とアメリカ人の夫・エリックさん(44歳)。
大家族の家の中は、とにかくにぎやか!
子供は3男3女の計6人で、築60年以上の借家でのびのび暮らしています。
間取りは平屋の3LDK。合わせて20畳ほどあるリビングダイニングは、子供が6人もいる割に片付いています。
問題は、押入れに物がたくさん入っていること。
それから、収納の前にベビーベッドやタンスが置いてあって、使いづらかったり、使えない状態であることです。
あづみさん夫婦は、12年前にアメリカで結婚。5年前に日本へ移住してきました。
子供たちの将来を心配し、洋服やおもちゃを友達などからどんどんもらっていたのですが・・・
もらってきた物の選別を先送りにした結果、家の中は大混乱。毎日皆で、探し物をしている状態。
(子供たちの)将来が心配。全部捨てたくなくてとってある
物を探すことに本来使うはずの時間を費やしてしまうのは、もったいない
さて、断捨離で家族が暮らしやすい生活を手に入れることができるでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問します。一見、問題はなさそうに見えるリビングダイニング。
「何が問題?」と尋ねるやましたさんに、あづみさんは問題の”ダブル収納”を見せます。
押入れの前にタンスがあり、押し入れを完全に塞いでしまっていたのです。
そして、他にもとんでもない部屋があることが判明!
それは、あづみさんの趣味用の部屋。
部屋は物でぎっしり。窓も開けられない状態で、薄暗い倉庫のような空間になっていました。
これには、やましたさんも苦笑い。
あづみさんの趣味は、琴。いずれ教室を開きたいと思い、集めた琴は計13個にもなります。
そして、もう1つの趣味は、写真。
子供たちを撮影しようと機材を立てていますが、その陰にタンスが隠れ、中身を出せなくなっていました。
とっても面白い部屋だけどメチャクチャだね!
聞けば、窓は5年くらい開けていないとのこと。
□問題の根幹は、趣味の部屋
ここでやましたさんは一旦リビングへ戻り、珍しく考え込みます。
対処療法的にコチョコチョやっても意味ない、これからやらなきゃならないのは意識改革
ハードルの低い場所からトレーニングするのが、いつもの流れですが・・・
「まずはどこかで練習したい」というあづみさんに、同意できないと答えるやましたさん。
趣味の部屋こそが、ガン(問題の根幹)であると表現します。
緊急外科手術をしなくてはいけない
趣味部屋は、あづみさんの溜め込みグセのいわば根幹。
「まずはここに手をつけて意識改革を始めるべき」というのが、やましたさんの意見です。
あづみさんも納得したところで、ぶっつけ本番で趣味部屋の断捨離をスタート!
趣味部屋の断捨離、開始!
□ソファは移動&撤去
やましたさんは、まず、部屋の大半を占めていたソファの移動を提案します。
あづみさんによると、置く場所がないから仕方なく置いていただけだったソファ。
このソファを、ダイニングルームへ移動。元々ダイニングルームにあったソファは、撤去することにしました。
これで、一気に部屋に余裕が生まれました。
□とりあえずもらってきた物
続いて、押し入れの中身。
中には、実家からもらってきた物が入っているとのこと。
まず出てきたのは、「そのうち子供部屋に」と貰っておいたカーテンです。
「ボロボロだし使わない」ということで手放すことにしました。
他にも、出てくるのは「何かに使えそう」と”とりあえずもらっておいた物”ばかり。
押入れに入れていたことさえ忘れていた物なので、ほとんどの物は処分しました。
□お父さんの遺品、お預かり期間終了!
次に出てきたのは、5年前に64歳で亡くなった父の形見。
父が愛用していた囲碁や将棋、ポスターが出てきます。
あづみさんは、”長女だから”という理由で、全て引き取っていたそう。
「お父さんの物をどうしたい?」とのやましたさんの問いかけに、
「本人の趣味で集めていた物は特にいらないかな」とあづみさん。
「お父さんの忘れ物は、預かり期間終了」として、さようならしました。
断捨離ポイント
遺品も”忘れ物”。預かる期間を考える
エリックパパも、これまで「捨てて」とは言いづらかったみたい。
私から妻にお義父さんの物を「捨てて」と言うのは難しかった
こうして空いた押入れには、外に出ていた物を収納することができ、スッキリ。
□溜め込みのもとになる”本棚”は撤去!
勢いに乗ったあづみさん。次は、本棚に着手します。
まず、扉がついた本棚は、溜め込みにつながると撤去。
ついに、5年ぶりに窓を開けることができ、光を取り込むことができます!
趣味の本も、50冊以上を断捨離。
薄暗い倉庫のようだった趣味の部屋は、明るくて開放的な部屋に生まれ変わりました。
ここで、やましたさんからのアドバイス。
「やってみてわかったと思うんだけど、とにかく開ける、とにかく分ける」
「ここ(趣味部屋)が完成したらすごく他もやる気がわいてくるから」
あづみさんは、
「思ったより色んな物を捨てられてよかったです」
「だいぶ気持ちが楽になった」
と初日の断捨離を振り返りました。
判断の仕方がわかってきた様子のあづみさん。
これからひと月かけて、家族がすぐに物を見つけられる家を目指していきます。
断捨離から3日目:ダブル収納の解消へ
□タンスの中身&タンスを処分!
断捨離開始から3日目。
この日も、趣味の部屋の続きに取り掛かります。
断捨離初日には、お手製の写真スタジオがありましたが、これを撤去し、その裏にあったタンスの中身を断捨離することにします。
中に入っていたのは、大量の子供服。全て長女のユキコちゃんが着た服でした。
下の子たちの”おさがり”にしようと思い、とっておいた服ですが、今は誰も着られません。
女の子は、長女ユキコちゃんが10歳で、その下は3歳と0歳。
下の子が着られるまでには、まだまだ時間がかかるということで、不要な服は処分。
1時間足らずで、ゴミ袋2袋分を処分できました。
そして、そのまま空になったタンスも処分することに。
窓をさえぎるタンスがなくなり、部屋の中がさらに明るくなったのです。
こうして、タンスが使えるようになり、外に出ていた洋服はタンスの中へ収納。
これで、趣味の部屋の断捨離は完了です!
□押入れを塞ぐタンスの中身に挑戦!
そこへ長女のユキコちゃんが帰宅。
あづみさんはリビングにて、押入れを塞いでいるあのタンスの中身を断捨離していました。
中には、ユキコちゃんの服も大量にあり、ユキコちゃんにお手伝いをさせようとします。
ユキコちゃんは、文句を言いながらも、いらない服を選び始めます。
あづみさんは、実際に選ばせてみて気付いたことがありました。
それは、ユキコちゃんのお気に入りだと思っていた服も、実はそうでなかったこと。
「とりあえずそこにあったから着ただけ」という物もあったので、聞いてみて良かった
こうして、ユキコちゃんの協力を得て、ゴミ袋3つ分の子供服を断捨離。
□ユキコちゃん、勉強机の断捨離!
すると、ユキコちゃんが自ら動き出します。
ファイル1つやろうかな
なんと、自分の勉強机の断捨離を自主的に始めたのです。机から物を持ってきては、どんどん断捨離していきます。
ユキコちゃんの基準は、手に入れたい物以外は処分するというもの。
ここで、使っていないけど、誕生日にもらったプレゼントが出てきます。判断に迷って、あづみママに相談。
使わない物は捨てちゃっていいよね?
いいんじゃない?
という言葉に「いいや もう捨てちゃおう」と思い切って処分。
こうして、断捨離の結果、ユキコちゃんの勉強机は、勉強がはかどりそうな机に大変身!
□子供たちで子供部屋の断捨離に挑戦!
子供でも、きちんと判断ができると思ったあづみさんは、他の子供たちも集めて、子供部屋の断捨離をさせてみることに。
大量のおもちゃの中から、子供たち自身に、本当に使いたい物だけを選別させます。
小さい子でも、ちゃんと遊びたいおもちゃを選ぶことができました。
□押入れ、ついに開く!
そして、あづみさんは、ついにダブル収納の解消に動きます。
エリックパパに、押入れの前を塞いでいたタンスを子供部屋に移動してもらい、塞がれていた押入れの中を開けてみることに。
中からは、貰い物のランドセルが出てきました。
将来のことを心配して貰った物ですが、また必要なときに手に入れればいいと判断がつくように。
結局、押入れの中身を空っぽにすることができました。
断捨離から12日目:子供の成長の記録が捨てられない・・・
この日は、リビングの収納に手を付けます。引き戸には、学校から貰ったプリントやノートが入っていました。
あづみさんは、子供たちの学習の記録をほとんど残しています。
プリント類が数千枚にノートが数百冊も。”子育ての証”と感じ、手を付けられずにいたのです。
将来みんなが結婚した後に一度見返したいなと
でも、この量はまだ2人分。さらに4人分溜め込んだら、一体どうなってしまうのでしょうか・・・
そこでユキコちゃんの意見も聞きながら、断捨離に挑むことにしました。
しかし、あづみママは、なかなか踏ん切りがつけられない様子。これをユキコちゃんが後押し。
「私、ノートも教科書もいらない気がする」
「こんなの見てももう勉強していることだよね そう考えるといらなくね?」
確かに取っておきたい物、厳選したらいいよね
でも、ママは形として残したい様子。
そんなママに、ユキコちゃんがポツリと一言。
私だったらこれ、写真パパっと撮って捨てちゃうな
これに、ママが反応。子供たちに頑張った証の賞状などを持たせ、写真という形で残すことにしました。
こうして、写真を撮りながら、次々にプリント類の断捨離が進みました。
1か月後:断捨離の成果は?
さて、断捨離から1ヶ月が経過。部屋の中は、どうなったでしょうか?
まずは、リビング。
プリント類が入っていた戸棚の中は、完全に紙類がなくなり、(子供の)学校の物を入れることにしました。
毎朝、学校の道具をスムーズに持ち出せるようになったんです。
続いて、子供部屋。
いくつもあったタンスの代わりに、リビングで押入れを塞いでいたタンスを置きました。
断捨離で服の量を減らしたおかげで、子供たちは皆、服をきれいにしまえるようになりました。
これなら、お出かけのときも、あっという間に準備完了!
あづみさんは、断捨離を振り返り、
今一番必要な物を家に置いておくということを一番大切にしたいかなと思います
こうして、断捨離で、家族が快適に過ごせる空間を手に入れることができました!
番組を観ての感想
”収納そのもの”を断捨離できたのが、よかったポイント!
今回の問題点として感じたのが、収納が多すぎること。
収納があれば、つい、そこに物を入れようと考えてしまいます。
そして、あづみさんの家の最大の問題は、”ダブル収納”。
「収納の前に、収納がある」といった、おかしな状態になっていたのです。
今回は、ダブル収納を解消したうえで、さらに余分な収納を削っていくことができました。
合わせて、あづみさん自身の意識改革。
”とりあえずとっておく”という判断の保留をやめたことが、断捨離の成果だったと感じます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、溜め込みグセがあるママの断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
自分が手に負えない大量の物によって、自分だけでなく、子供たち全員が今の暮らしを煩わしいものにしていた。それを天秤にかけて、よくよく考える必要があった
断捨離ポイント
大量の物と家族の暮らしやすさを天秤にかけて考える必要があった
あづみさんは、将来の不安、つまり、これだけとっておかなければという思いのもとにいた。
判断の保留から卒業できたことで、「生活をクリエイトしよう」と家族全員が共通の目的を持つことができたと振り返りました。
将来のための物が大量にあれば、安心するかもしれません。しかし、使わない物が多いせいで、生活自体が煩わしくなっていないかを確認する必要があります。
※吹き出し内の画像は、あくまでもイメージとして使用しています。ご了承ください。
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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