こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2024年7月2日放送回(第219回)の内容・感想をまとめます。
今回は、5人家族ママ、我慢の断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- ひとつひとつの”スッキリ”を自分に与えてあげよう!
- 母は淡々粛々とやっていくだけ
- 言葉では伝わらない、空間が伝えてくれる
それでは、どうぞ!
パンク寸前! ルールなき“友達家族”の奮闘記
今回の出演者は、埼玉県郊外の築23年の一軒家にお住まいの、ゆうみさん(50歳)です。
夫婦と社会人の長男長女、大学生の二男の家族5人で暮らしています。
かつてはモデルルームのような家で、よく友達を呼んでパーティーをしていたのだとか。
今は、使わなくなった物が放置されていて、雑多な印象。
引っ越すぐらいの覚悟で減らしたい
しかし、今回の最大の難点は、断捨離に乗り気ではない、長女のななこさん(25歳)。
いくら言っても、受け流されてしまっています。
さらに問題なのは、家族5人の服が入ったウォークインクローゼット。
服が溢れて、お父さんの服をスムーズに取り出すことができない状態です。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!
やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
(家の)ステキさが活かせない
さらに、服で溢れたウォークインクローゼットを見て、
無法地帯
聞けば、家族共有のスペースに対し、何もルールがなかったと言います。
これまで、子供たちの自主性を大事にしてきたものの、最低限のルールは必要そうです。
パントリーには、書類、雑貨、今使っていない炊飯器まで詰め込んでいました。
判断・決断が面倒くさいから、突っ込んでそれ以上考えないようにしちゃう。しまってるんじゃなくて、隠してる
続いて、2階をチェック。
廊下には、長男が部屋から出した棚が空間を狭くしています。
3階のロフトは、夫のトレーニングスペース。
仕事前にトレーニングしているとのことですが、ロフトの階段の裏には物が溢れています。
まずは、夫への敬意を表すため、ここから手を付けることに!
見て行くと、結婚して25年間も使う機会がないまま袋に入れていた座布団が出てきました。
他にも、実家にあった自分の私物。そのまま持ってきて放置していたことが分かります。
これも潔く処分していく。
こうして、まずは夫が使う階段周りを片付けることに成功!
ひとつひとつのスッキリを自分に与えてあげる
次は、問題のウォークインクローゼット。
ここでの方針は、「ゆうみさん自身の服を減らすこと」。
子供たちに言うのにも、まずは自分が先行して動かなければ説得力がありません。
ひとまず、溢れている服を和室に全部移動。
娘の服もありますが、後日自分で判別してくれることを期待することにしました。
あまり着ていない服の処分に悩むゆうみさん。
やましたさんからのアドバイスは、着た回数も関係ないとのこと。
今着たいかこれからも着たいか
こうして、アドバイスに従い、頑張って判断できる分だけ処分できました!
さらに、趣味で15年続けているフラダンスの衣装にも着手。
大量に出てきますが、昔の衣装は思い切って手放していきます。
ゆうみさん、他にも趣味の物が出てきます。
それは、トールペイント(木の板に絵を描くハンドメイド)。作りかけの作品が出てきます。
すっかり忘れていた物でも、見ると未練が湧いてくる。写真に撮ってお別れすることに。
さらに、昔習っていたビーズのアクセサリー。
これは、必要な人にお譲りすることにしました。
やっていくと(空間が)よみがえってくるから、元気になっていく
お母さんは淡々粛々とやっていく。絶対に娘さんに「あなた何とかしなさいよ」は禁句
だんだん(空間が)きれいになってくると、お母さんは何を目指しているか分かってくれる
こうして、ウォークインクローゼットは溢れていた服がなくなり、すっきり。
娘さんの服は和室に移したままですが、後日判別してくれることを期待します。
そこへ、夫のかずやさんが帰宅。
さっそく、ロフトに登る階段周りをお披露目!
筋トレのモチベーションが5%アップ
元々綺麗好きのかずやさん。口には出さないけれど、ほんとは断捨離したかったみたい。
かずやパパもエンジンがかかってしまった様子!
とはいえ、娘さんとの向き合い方が今回の重要なポイントとなりそうです。
断捨離開始から、6日目。ひとりで頑張るママに壁が…
6日目。この日ゆうみさんは、クローゼットから出した自分の物と向き合っていました。
娘の服は変わらず何も変わらないまま。
ゆうみさん自身は、フラダンスの衣装もさらに減らしました。
(断捨離が)ちょっと楽しくなっている
新鮮な気持ちを味わっていながら、楽しんでいる様子。
今日はリビング横の棚に手をつけることに。
キッチンカウンターの下の棚自体をなくし、この棚に物を移そうという作戦です。
とりあえずわかりやすい物から手を付けていきます。
ところが、
今、孤独です
こんなに頑張っているのに家族は動いてくれないと、寂しさを感じている様子。
そこへ、片付けが得意な末っ子のふうきさんが、ママにアイデアを出します。
「棚の1段を5等分して、一人ずつのスペースを作ればいい」というもの。
そうすれば、リビングに置きっぱなしの物の置き場ができ、家族が自主的に片付けをしてくれるようになるかもしれない。
このアイデアをさっそく実践し、試しにスペースを作ってみることにしました。
ふうきさんも、孤独に戦うママのことを密かに応援していたみたい。
断捨離開始から、17日目。空間が生まれ 娘は・・・?
仕事が休みのかずやさんは、今日は断捨離を一緒にお手伝い。
処分する収納ケースやテーブルを家の外に運び出していきます。
キッチンカウンターの下の棚も解体。さらに、和室のコタツも解体。
本当に必要な物以外は、骨身を削る思いで手放していきます。
そして、娘の服は、相変わらず畳の部屋に置いてあります。
しかし、ゆうみママは服のことに触れずにいました。
と、夕方に帰宅した娘のななこさん。
いきなり、服の山に手を付けだしたのです!!
ついに動いた娘。断捨離 最終章
帰宅してすぐにいきなり選別をはじめた、ななこさん。
ゆうみママは、とまどいながらも手伝うことに。
ママにとっては、何より嬉しいこと。
かずやパパも、この展開を期待していました。
きっかけさえ与えればやれる子
この日から、ななこさんは少しずつ作業を続けたのです!!
断捨離開始から、34日目。生まれ変わる家と家族
断捨離終了です。
家は、夢のような清々しさを手に入れました。
ななこさんは、文句を言いながらも、自分の部屋に服をしまったのだそう。
収納棚は、家族5人のスペースを作りましたが、ちゃんと皆がルールを守り、今もそれぞれのスペースを使っているのだとか。
これにて、5人家族の断捨離は終了。本当によかったですね!おつかれさまでした\(^o^)/
番組を観ての感想
空間が伝えてくれる!!
今回は、母視点で、
「娘に断捨離をさせたいけどどうしたらいいか?」
というテーマの断捨離でした。
家族の協力をなかなか得られないまま、孤独と戦い続け、最後まで走り切ったゆうみさん。
本当にお見事でした!
正直、ここまで片付くとは予想外の展開。すてきな家を取り戻していました。
成功の要因は、やましたさんからのアドバイスどおりに動いたこと。
ゆうみママは、いっさい娘に口出しをしていませんでした。
その結果、最後には、自分から服を選別してくれていました。
これは、すごかった!
私自身も、どこか半信半疑でいた節がありましたが、
まさにやましたさんが言ったとおりの展開となり、驚きでした。
「空間が伝えてくれる」ということ。
まさに、こう言う事なのだと改めて教えてもらいました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、5人家族ママ、我慢の断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。
まずは、「定住・移住 それぞれの空間づくり」について。
移動を繰り返している人は、物を持ち続けることができないストレスがある
それぞれがその時その場に応じた、自分にとっての快適な空間作りをしていく必要がある
そして、「親子で乗り越える断捨離」について。
言葉では伝わらない。空間が伝えてくれる
空間が広いと、つい判断を後回しにして、物をしまってしまいがち。私もゆうみさんの断捨離を見て、判断を後回しにしている物がまだたくさんあることに気付かされました( ;∀;)私もやるぞ!断捨離!!
それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
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「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。
断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
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