こんにちは、まちゃりさです。
本記事では、BS朝日「ウチ、”断捨離”しました!」2025年2月25日放送回(第250回)の内容・感想をまとめます。
今回は、“開閉自在”な一人暮らしを目指す断捨離物語です。
今回の放送回のポイントを、3点でまとめました。
- 大事な物を発掘する気持ちで!
- 「一人暮らしを楽しむ」コンセプトで断捨離
- 抱え込むこと、受け継ぐことの棲み分け
↓<過去放送年>の内容・感想は、こちらからチェックしてください。
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 2024年
- 目的・悩み別
それでは、どうぞ!
京都発 百年の家 和風生活への第一歩

今回の出演者は、京都市内の一軒家にお住まいの、のりこさん(65歳)です。
部屋の床には、色んな物が置いてある!
国語の先生をしている、のりこさん。
俳句が趣味。あの夏井いつきさんの大ファンでイベントにも足を運んでいるのだとか!
押入れにも、物がたくさん詰まっています。
登山や旅行が趣味で、海外もよく巡る行動的なのりこさん。
趣味が多く、色々買ってしまったのが散らかってしまった原因の1つ。
もともとこの家は、京都の骨董商をやっていたおじさん夫婦の家。
おじさん夫婦が亡くなり、荷物を引き継ぎました。
そのため家の中には、和の物がたくさん残されています。
そこに、のりこさんが自分の物を持ち込み大変なことになってしまったのです。
のりこさんのご両親は、すでに亡くなっています。
9年前に実家をたたみ、そこから持ちこんだ物がまだ残されています。
几帳面な性格だったお母さんと同じく、のりこさんもきっちりとした性格。
掃除より片付けが苦手とのことですが、「どうすればこの状況から抜け出せるか分からない」状態。
さて、今回はどのような断捨離になるのでしょうか?
断捨離スタート!良い物発掘!自由な一人暮らしへ

やましたさんが訪問し、部屋を一通り確認します。
「絶対何とかできるよ」と励ます、やましたさん。

大事な物を発掘するような気持ちで

全部自分の思うようにできる
生活の基盤は「食事と排泄の場所」。
まずは、キッチンとダイニングから断捨離を始めることになりました!
使っていないプラスチックの容器などから断捨離を開始!
今後も使いたい物は残していきます。
続いて、食器棚。
おじさん夫婦の物、のりこさんの物。たくさんの物が一緒くたになっています。
一人暮らしに必要な量を目指して断捨離していきます!
ここでやましたさん。食器棚の右側一列に、まずお手本を作ることに!
ここで出てきた断捨離のキーワードが、”総量規制”。
総量規制とは?
空間に遭った上限の量を決めて食器を選ぶ
のりこさん、これまでどこかで諦めながら暮らしていたことに気付きます。

続いて、キッチンの上の棚。

二度と手に入らないすてきな物だけとっておこう
和の物が好きなのりこさん。良さそうな器を発掘!
使いたい物だけ残し、「一人暮らしを楽しむ」というコンセプトのもと、断捨離を進めていきます。
いくら料理が好きでも、一人暮らしで使える量は限られます。暮らしに見合う量まで減らしていきます。
こうして、断捨離を進めた結果、ゆっくり料理が楽しめそうなキッチンへと生まれ変わりました!
飲まないままずっと置きっぱなしだったワインも、処分!
机の下もだいぶきれいになります。
机の上がようやくまっさらに!
テーブル周りが片付くと、やましたさんはキッチン前にあったテーブルを、隣の部屋へ移動。
キッチンの横で窮屈に食事をする生活は終わり。
ダイニングでゆっくりと食事を楽しめる場所ができました!
この日だけで、ゴミ袋にして15袋分もの量を断捨離!

一人暮らしを楽しむための空間作り。そこに友達も自由に入ってくる(そんなイメージ)

開閉自在
のりこさん、趣味で出会った友達も多く、家がきれいになったら呼びたいと思っているのだそう!
”開閉自在”な一人暮らしへ向かって!のりこさんの断捨離、いよいよスタートです!
断捨離開始から、2日目。:母と娘 65年の歴史

のりこさん、今日は宿題の食器棚に取り掛かります。
やましたさんの見本を目指し、食器を減らしていきます。

「いい物」を選び抜こうという気持ちになってきた
使っていないけどすてきな食器は、陶器の交換会に出すことに。
物が増えた原因の1つが、お母さんと関わっていたことがわかります。
のりこさんの家族は、2つ上の兄との4人家族。
子供の頃は、母との距離感を感じていたそう。
のりこさん、読書が好きで、ずっと国語の先生になりたいと思っていました。
そのころお母さんは、先生になることを応援してくれたのだそう。
しかし、20年前。脳梗塞で倒れそのまま亡くなってしまいます。
大切な母を失った寂しさを埋めるため、のりこさんは買い物に走ります。

心の隙間を埋めていた。でも物では満たされてないんじゃないか
今回の断捨離で決意。
こうして、食器を選び抜いた結果、のりこさんらしい食器棚へと生まれ変わりました!
でも、部屋にはまだまだ物がたくさん。
断捨離はここからが本番です!
断捨離開始から、2週間。:理想の「和」な一人暮らしへ

のりこさんの断捨離は続いていました。
京都の骨董商を営んでいたおじさん夫婦が残した物。
活かし方がわからない物もありましたが、地道に断捨離を続けていきます。
ようやく、床の物が片付きました!

こんなに床が見えるようになったのは画期的

自分で「何もできない」と思い始めていた
過去を反省しつつ、「頑張ればできる」と思い始めていた、のりこさん。
見つけたのは、化粧台。
関係ない物がたくさん置かれている状態でしたが、ここを本来の役目を果たせるように改善することに!
家のあちこちにあった化粧品をまとめていきます。
さらに、1週間後!

実際に化粧台を使い始めてみて、気になることが出てきました。
それは、鏡に映る背景がキッチンであること。どうも生活感があります。
そこでひらめいたのが、1階の応接間に移せないかという案。断捨離によって、空いたスペースです。
そこへ来たのが、粗大ゴミ回収業者。
大きな物は業者に回収してもらうことにしたのです。
一段落したところで、化粧台を応接間に移してもらうことに。
「やればできる」
のりこさん、またひとつ自信を取り戻しました!
次に出てきたのが、花瓶を置くための家具のようなもの。
実際に花瓶を置いてみると、いい感じにフィット!
レイアウトを楽しむ余裕が生まれていました。
続いて、別の棚を発見!
この棚は、「違い棚」といって2枚の棚板を左右に食い違いに取り付けたもの。
問題は、現状うまく使えていないこと。
化粧台があった場所にこの棚を移すと、見事ぴたりと収まりました!
そして、2階から持ってきたのが、お母さんが作った短歌の歌集。
かつて元気だった姿が目に浮かぶよう。
これを、違い棚に飾ることに!

落ち着く感じ
後日、番組スタッフには、こんなすてきなメッセージが届きました。
“それぞれの道具、物にはちゃんと役割があり、それを全うするように使うことが最も美しいのだ、と今日、改めて気付きました。”
“あの「茶棚」は蘇った感じがありました”
これにて、のりこさんの断捨離は終了!
物の役割を理解し、大切に物を扱えるようになった、のりこさん。
番組を観ての感想


断捨離によって、アイデア続々!
京都の骨董商のおじさん夫婦の家だった住まいからは、たくさんのすてきな家具を発掘されていました!
のりこさんは、断捨離をとおして、自分が”大切にしたい”物を見つけることができたと感じます。
さらに、断捨離を行っていく中で思考がクリアとなり、インテリアのアイデアがどんどん出てきていたのが印象的でした!
とくによかったのは、違い棚のアイデア。
茶道具とお母さんの思い出の品を飾るスペースとなり、
のりこさんにとっての大切なスペースを作ることができていました!
”物を大切にすること”=”活かすこと”
この本当の意味を改めて教えてもらいました!
人を招くことができる家が完成!
これから、さらに楽しい未来になっていくことは間違いない!
のりこさん、お疲れ様でした(*´ω`*)
まとめ

いかがでしたか?
今回は、“開閉自在”な一人暮らしを目指す断捨離物語でした。
最後にやましたさんは、こう締めくくります。

抱え込むことと受け継ぐことがうまく棲み分けできていなかった

身動きできないと心も動かない。感動がなくなる
たくさんの物に一気に囲まれた結果、身動きがとれない状態になってしまっていた。
断捨離で「私が生かすお役目なんだ」ということがわかってきた。

空間を開く=心を開く。とても大事なこと

それでは、来週もお楽しみに!
おわり。
↓ ↓ ↓
↓<過去放送年>の内容・感想は、こちらからチェックしてください。
- 2021年
- 2022年
- 2023年
- 2024年
- 目的・悩み別
「ウチ、”断捨離”しました!」とは?
「ウチ、”断捨離”しました!」は、毎週月曜日の夜8時からBS朝日で放送中の番組です。
2022年10月より、毎週火曜日の夜9時からにお引越ししました。

断捨離提唱者の「やましたひでこ」さんが、片づけられない!捨てられない!家族の元を訪れ、一緒に断捨離を行っていくドキュメンタリー番組です。
「ウチ、”断捨離”しました!」見逃し回を見るには?
放送終了後、以下のサービスで無料配信されています。(最新話のみ)
▼番組公式本はこちら
コメント