せいかつ 著書レビュー

「決められない」には理由があった!日本教育に潜む問題を解説|『諦める力(為永 大)』

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こんにちは、まちゃりさです。

「なぜか決断ができない」という悩みを持っていませんか?

実は、日本教育には決断できないメカニズムがあったのです。

今回の記事では「諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない [ 為末大 ]」の内容をもとに決められない」理由と「決められる」ための方法について、お伝えしていきます。

実は、まちゃりさ自身も決断力がないせいで、就活の際は特に苦労しました。

「本当にこの会社を選んでいいのか?」「内定をもらった会社のうち、どこの会社を選べばいいのかわからない」と迷う日々。結局1社に決断しましたが、その後も「この選択は本当に良かったのか」との迷いがありました。

過去の自分がこの本を読んでおけば、もしかすると後悔しない決断が早くできたのではないかという気がします。

「決断力がなく、重要な決断ができない」「後悔しない決断がしたい」と迷う方は多いと思いますが、この本を読めばそうした悩みがなくなるかもしれません。

●本の紹介

本の内容について

世間一般的に、「諦める」という言葉は、マイナスの意味で使われることが多いです。

しかし、為末氏は「諦める」には「自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る」と意味として捉えています。

「諦める」ことは、「終わる」「逃げる」の意味ではないというのが、この本の主張です。

この本の中で、気になった主張は5つありました。

 1.確かな自分はどこにもいない。よって、世間そのものが「不確か」である

 2.日本では「人生の選択」機会が非常に遅いために、決められない人を生む

 3.あれもこれもと「諦めない」姿勢が幸せを遠ざける原因になる
<関連記事>あれもこれもやりたい!「諦めない」姿勢が幸せを遠ざける【著書】

 4.手放したものの数で成功を測るべきである

 5.生きていくためのサイズを小さくすれば、やらなければならないことが減っていく

今回の記事では、2つ目の主張”日本では「人生の選択」機会が非常に遅いために、決められない人を生む”について執筆していこうと思います。

日本教育に潜む問題

著書には、日本人は人生の選択をし始めるのが非常に遅いとあります。

日本の教育では「自分で選ぶ」という機会が極端に少ないです。

子供にはわからないから大人がある程度選ばないといけないという考えが、背景にあるのではないでしょうか?

「決められない人」周りにいませんか?

優柔不断な人、すなわち「決められない人」が周りに多くいる気がしています。

決断をすることで生まれる責任を押し付けあっているようにも感じられます。

例えば、政府の意思決定における日本の対応スピードは他国に比べて、はるかに遅いです。

世界的に流行したコロナウイルスに対し、他国はすぐに対策を打っています。ところが、日本はあくまで「慎重な姿勢」を崩さず、対応が遅れてしまう。

結局、感染者が拡大してしまってから、手を打ち始めているのではないでしょうか?

自分で選ばせるタイミングが遅いというか、曖昧な日本

「自分で判断をする機会があまりないまま、大人になってしまう」

これが日本教育の問題です。

子供では選択が難しいと考え、経験豊富な大人が代わりに選んであげる。

そうこうしているうちに、大人になる。しかし、決断ができない。

確かに、自身を振り返ってみると、子供の頃に自分で選択をしたタイミングが思い出せません

本当に1人で選択を迫られる機会があったのは、就職活動であったように思います。

しかし、10代のうちに、もう少し「自分1人で選ぶ」という「小さな選択」の機会があれば、就職活動の選択もそれほど苦労しなかったのではと思います。

就職活動

就職活動ー。思い出したくないですが、非常に苦労したのを覚えています。

その理由は、①自己分析をする機会が初めてであったこと、②自ら選択する経験があまりなかったことにあったと思います。

最近の若い人にとって、最初に訪れる大きな選択の機会が、就職活動になる。自分に合う会社よりも、いわゆるみんなが狙う「いい会社」に入ろうとするから、なかなかうまくいかない。子供のころから、小さな選択を積み上げてこなかったツケである。

引用:諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない [ 為末大 ]

まちゃりさの大学時代の友人も、誰もが知っている有名企業を狙っていました。

なぜそんなに簡単に有名会社に入りたいと思えるのか、その時はわかりませんでした。

しかし、今思うのは、選択の機会がなかったために、自分に合う会社というよりも、とりあえず知名度を優先して選択するしかないのではないでしょうか。

自分に合うかどうかの視点でみれば、知名度がそれほどない会社にも目を向けられそうなものですが、それができていないのが非常にもったいない点と言えます。

また、大手企業に入れないことで、簡単に自信をなくしてしまいそうなものです。

「決められる人」になる

これまでご紹介したとおり、日本教育には「決められない人」を作ってしまうメカニズムがあります。

ですが、自分の心がけ次第で「決められる人」になることは可能です。

ここからは「決められる人」になるため、まちゃりさが実践している方法をご紹介します。

時間を決める

重大な決断は、ずるずると引き延ばしてしまう・・なんてことありませんか?

そんなときは、自分の中で「時間制限を決めておく」と決断ができます。

いつまでに○○をできなかったら、諦める。

そうして自分のリミットを決めておくと、スパッと方向転換できると思います。

失敗してもいい

まちゃりさですが、25歳で結婚を決断しました。

結婚も人生における重大な決断のうちの1つだと思います。

パートナーとの結婚を「選択する」にあたっては、「失敗してもいい」と考えました。

詳しくは以下の記事をチェック↓

直感を信じる

どうしても悩むときは、直感を信じるようにしています。

なぜなら、直感は正しいことが多いからです。直感は、過去からの経験の積み重ねにより、無意識のうちに働くものだからです。

直感的に「やめた方がいい」と思うことは、やめた方がいいケースが多く、逆に、直感的に「やった方がいい」と思うことは、トライしてみるのがいいでしょう。

最後に

いかがでしたか?

今回は、「諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない [ 為末大 ]」の内容をもとに決められない」理由と「決められる」ための方法について、ご紹介しました。

自分にもある!と心当たりがある方も多かったのではないでしょうか?

でも安心してください。それは自分の責任ではなく、日本の教育に問題があることは明確です。

ですが、今から「決められる」人になることは可能です。自分なりの基準を決めて、小さな決断の機会を意識的に積み重ねていきましょう。

そうすることで、おのずと重大な決断のときに後悔しない決断ができるようになります。

記事で紹介した本の紹介

おわり。

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